山口市の銘菓の一つであるういろうが、給食に登場しました!

 実はこの日、3年生が社会科の学習で、ういろうの工場見学に行っていました。

 見学では、ういろうの作り方や材料、工場の工夫、歴史などについて、実際に見て・聞いて・質問する中で、多くのことを学びました。

「わらび粉が大切だよ!」「薬からきていることがわかった。」「もちもちしてやわらかかったよ。」など、見学の中で知ったことを嬉しそうに話してくれました。

 自分たちで足を運んで調べ、さらに給食で食べたういろうは、子どもたちの印象に深く残ったのではないかと思います。

 1年生の教室では、「ういろうを食べたことがある人?」と聞くと、半分以上の子どもが元気に手を挙げていました。

 山口市の味として、子どもたちにも親しまれていることがよく分かりました。

 生ういろうは、賞味期限がとても短いため、なかなか広く流通しにくい品でもあります。

 まさに、山口市にある学校だからこそいただける、特別な『味』です。

 もちもちとした食感、なめらかな口あたり、ほどよい甘さが口に広がり、子どもたちもきっと笑顔で楽しんでくれたことと思います。

 地域の味にふれながら、その背景や作り手の思いを学ぶことができた、貴重な一日となりました。