~白ごはん 茎わかめの佃煮 きゅうりとわかめの酢の物 ミルク肉じゃが 牛乳 ~

 この日は、1年生を対象に、やまぐち畜産ふれあい体験学習を実施しました。これは、県畜産振興協会、県酪農乳業協会が主催されている事業の1つで、本校では、生産者の講話、搾乳体験、子牛とのふれあい体験を実施しました。

 前日に事前指導を行った時に『何歳の牛が来ると思いますか?』と子どもたちに聞くと、10歳くらいと予想する子どもたちが多かったです。しかし、当日やってきたのは、生後2~5カ月と知るとその大きさに驚いていました。自分たちの0歳を考えると・・・。牛ってすごいですね。

 日々の食事の始まりと終わり、子どもたちは『いただきます』『ごちそうさま』とあいさつをします。しかし、その感謝の心は、給食を作ってくれる調理員や、食事を用意してくれる身近な人の顔で止まってしまっているかもしれません。

 食卓に並ぶまでの、『見えない道のり』。

 今日の体験は、食べ物の命をいただていること、手間を惜しまず生産する人々の汗と努力の上に成り立っているという現実を、子どもたちが五感で感じる貴重な機会となりました。

 特に、給食時間に生産者の方と交流した際、子どもたちがたくさんの質問をしている様子を見ると、体験を通じて生まれた関心の高まりを感じました。

 

 活動を通して、子どもたちの「いただきます」や「ごちそうさま」などのあいさつに込める想いも広がったのではなないかと思います。