先日の給食は、登場すると子どもたちのちょっとした話題になる「むらさきいものクリームスープ」でした。

 むらさきいもは、さつまいもの仲間です。一般的なさつまいもは中身が黄色ですが、名前の通り、鮮やかな紫色をしています。この紫色は加熱しても消えずに残るのが特徴で、一般的なさつまいもに比べると甘みが少なく、あっさりとしています。そのため、まろやかなシチューの風味を感じることができ、彩りと食物繊維をアップしてくれます。

 子どもたちからは、「スープの色が不思議な色でおもしろかった!」「むらさきいもが意外と甘すぎなくて美味しかったです。」など普段なかなか見ない色の料理を楽しんでいました。

 給食は、子どもたちが普段の生活ではあまり出会わない、さまざまな食材や味に触れる大切な機会です。今後も、給食を通じて、見た目だけでなく、形や食感、味の違いなど、食の興味・関心を高めることができるように工夫をしていきたいと思います。

 ご家庭でも、給食に登場した食材について「この前の〇〇〇〇はどうだった?」などと、ぜひ話題にしてみてください。