~麦ごはん いわしの甘露煮 にんじんしりしり 冬至うどん 牛乳 ~
もうすぐ冬至ですね。冬至に良い「運」を呼び込もうと、「ん」のつくものを食べる風習が昔から続いています。
今日は、冬至にちなんだ「ん」がつく食材を使って献立を考えました。何かわかりますか?
正解は、「うどん」「かぼちゃ(なんきん)」「れんこん」「にんじん」です。今日の献立にはこれらの具材が入っています。ついでに「ごはん」もんですね。
かぼちゃは昔から冬至に食べられています。長期保存ができるので、冬場に食べられる野菜がほとんど少ない中で、貴重な食材のひとつだったそうです。また、かぼちゃは収穫してすぐに食べるよりも、貯蔵すると甘みが増しておいしくなり、また、栄養価の高い野菜なので、冬至に食べるにはうってつけです。病気に負けない抵抗力をつけようとした先人の知恵だと言えます。
また、冬至にゆず湯に入るという習慣もあります。魔よけの色とされる黄色いゆずをお風呂に入れることで、魔よけを行っていたことが由来といわれています。「ゆず=融通」「冬至=湯治」のごろ合わせから来ているともいわれています。湯田温泉街では、ゆず湯に浸ることもできますね。
今日は、食べることで給食の献立から冬至気分を感じてもらいました。今年の冬至は、12月21日です。ご家庭でも冬至を楽しんでほしいと思います。