夏休みが明けた最初の日、例年通り給食はカレーライスでスタートしました。子どもたちは、夏の暑さにも負けず、元気いっぱいの姿をたくさん見せていました。

 実は、夏休み明けに楽しみにしていたことがありました。

 それは、2年生が育てた“給食産”の「すいか」の収穫です。

 “給食産”とは、文字通り給食から生まれたすいかという意味です。6月9日に給食で登場したすいかの種を使って育てたものなのです。

 生活科の「植物を育てる」学習に取り組んでいた2年生は、栽培に強い関心を持ち、そのすいかの種を花壇にまいて大切に育ててきました。夏休み前にはまだ小さかった実も、長い休みの間にすっかり大きくなり、立派なすいかへと成長しました。

 いよいよ迎えた収穫の日。子どもたちは、自分たちの手で育てたすいかを見て大喜び!(実は、担任の先生と、夏休み明けに子どもたちに見せるのを心待ちしていました。)

 数年前にも給食産すいかづくりに挑戦したことがありましたが、そのときは、夏休み明けの前日に鳥に食べられてしまうという残念な出来事がありました。今年はそのリベンジも果たすことができ、思い出に残る、大満足のスタートとなりました。

 『ちなみに、収穫したすいかは栽培していた児童が持ち帰り、家族と一緒に食べたそうです。「中は真っ赤で、とても甘くておいしかった!」という感想が届きました。』