~小黒糖米粉パン なすのミートスパゲティ ボイルブロッコリー 豆乳パンナコッタ 牛乳 ~
8・9月の給食目標は「食べ物のはたらきをしろう」です。
毎日の給食時間には、スライドを使って食べ物の働きに関するクイズを出しています。
先日、2年生のあるクラスで今日の献立を働きごとに分類していた際、子どもたちの素晴らしい気づきが見られました。
「エネルギーになる食べ物はどれかな?」と尋ねると、みんながパンを掲げながら、「スパゲティもだよ!」と教えてくれました。
続いて「体をつくる働きになる食べ物は?」と聞くと、スパゲティの中の肉を見せながら「肉です!」と元気な返事が返ってきました。「ほかにも大豆が入っているね」と伝えると、「本当だ!」と使われている細かい食材にまでしっかり目を向けていました。
すると、ある児童から「豆乳パンナコッタはなんだろう?」という疑問が上がりました。
「レモンが入っているから、体の調子を整える働きかな?」
「豆乳が入っているから、体をつくる働きかな?」
と、それぞれが材料に着目して予想を立て始めました。 「分類が難しいものは材料から考える」と授業の中で伝えていましたが、その学びをしっかり発揮して自ら考える姿が見られました。
「ゼリーやムースなどのデザートは、主にエネルギーになる働きに分類されることが多いよ」と説明すると、「じゃあ、入っているレモンはどうなるの?」とさらに新たな問いが生まれました。
実は、食べ物は1つの働きだけでなく、複数の働きを兼ね備えています。
例えば、ブロッコリーは主に「体の調子を整える働き」に分類されますが、エネルギーになる成分(炭水化物・脂質)や体をつくる成分(たんぱく質やカルシウム)も含まれています。豆乳パンナコッタも同様に、主にエネルギーになりますが、体をつくる働きも体の調子を整える働きも持っています。
このように「主にどの力が強く働くか」で役割を分けているという考え方は、実は5年生の家庭科で学ぶ内容です。
この説明の際、すかさず担任の先生が「牛乳パックを見てごらん。牛乳は『体をつくる働き』の仲間だけど、エネルギーも入っているでしょう?」と牛乳の成分表を見せながらフォローしてくれました。
子どもたちの「なぜ?」から深まった疑問と、担任の先生の適切なサポートが重なり、2年生とは思えない深い学びへとつながった素晴らしい時間でした。
ちなみに、このあと「なぜはちみつは、花の蜜なのに甘いのか」など食べ物に関する質問が挙がるなどまだまだ食に関する問いの追究は続いていきました。