佐古田幸美助教が「宇部興産学術振興財団・渡辺記念特別奨励賞」を受賞しました
佐古田 幸美 助教が、公益財団法人 宇部興産学術振興財団の第54回学術奨励賞・渡辺記念特別奨励賞を受賞し、 6月11日 ANAクラウンプラザホテルで行われた贈呈式に出席しました。
宇部興産学術振興財団とは、宇部興産株式会社の初代会長で医師でもあった渡辺剛二氏の遺志により、 1959(昭和34)年に設立された(財)渡辺記念学術奨励会を、発展的に引き継ぐ公益財団法人です。 「我が国における学術研究を奨励し、研究施設の充実を図るとともに、学術研究を志す者を援助し、もって学術文化の発展に寄与すること」を目的とし、 学術奨励賞、渡辺記念特別奨励賞を授与し、研究者を支援しています。 今回は134件の応募の中から、10人に学術奨励賞、1人に渡辺記念特別奨励賞が授与されました。
佐古田助教の研究課題は、「自己免疫性ぶどう膜炎の発症機序における共シグナル分子HVEMの機能解析」で、この研究計画の実施により 若年発症し失明に至るケースも多いぶどう膜炎の病態メカニズムが解明され、新たな免疫療法の開発、および臨床応用へと進展することが期待されます。