堤 宏守研究室(バイオ機能高分子)

半導体ナノ粒子


■ここでは,半導体ナノ粒子を用いた研究について紹介します。

■詳しい説明の前に,こんな応用ができます,という例を紹介します。
 右図は,半導体ナノ粒子として,CdSeナノ粒子を用い,これを水溶化した後,抗体を修飾したものを用いて,細胞内の特定のタンパク質のみを染色して,観察したものです。このように,特定のタンパク質を修飾して染色できると,細胞内部のどこに,特定のタンパク質が存在しているか,ということが分かると共に,この原理を利用すると,正常な細胞と病気の細胞を区別することができるようになり,病気の発見,診断を行うことができます。
半導体ナノ粒子で染色した細胞の蛍光顕微鏡写真