図画工作部

山口大学教育学部付属小学校 総合学習部

図画工作部

図画工作においてめざす子どもの姿

生活や社会の中の形や色などと豊かに関わりながら表現する子ども

 私たちの生活は、形や色などにより彩られている。美術作品に限らず、自然物も人工物も、身の回りのものにはそれぞれ形や色があり、造形的な見方・考え方を働かせて関わることで、より楽しく豊かな生活につなげることができると考える。
 子どもたちは、幼児期より遊びの中で形や色などと関わり、その経験が、小中学校での表現や鑑賞の学習につながっている。その際、つくりだす喜びを味わうとともに、形や色を思い付いて表し方を工夫するなど、「もっと、こうしたい」という自分なりのイメージをもとに表現していく。その過程において、感性を働かせ、造形的な見方・考え方を働かせながら、これまでの経験や既有の知識、技能を拠り所に、試行錯誤を繰り返し、友達と関わりながら解決に向かう。
 図画工作・美術科部では、生活や社会の様々な場面において、造形的な見方・考え方を働かせて、形や色などと豊かに関わる力を発揮することが、楽しく豊かな生活や社会を創造していくことにつながっていくと考え、上記のような「めざす子どもの姿」を設定した。

授業実践

山口大学附属山口教育学部附属山口小学校 図画工作部 今津 圭佑