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山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター(Advanced Medical Emergency and Critical Care Center) / 山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学(Acute and General Medicine)

〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1
山口大学医学部附属病院 1病棟3階西
先進救急医療センター

センター概要OUTLINE

AMEC3とは

CEO 山口大学医学部附属病院 先進救急医療センター(Advanced Medical Emergency and Critical Care Center)は、1999年4月に国立大学医学部附属病院(当時)では初めて高度救命救急センターとして設置されました。前身は1990年に開設した総合治療センターであり、救急部(1982年設置)、集中治療部(1980年度設置)、総合診療部を合わせて27床のICUとして始まりました。このセンターは従来の縦割りの医療ではなく、各診療科の専門性を背景に院内の最重点機関としての役割を果たしつつ重症患者の全身管理と全人的医療を実践し、内・外より高い評価を得ていました。その後、救急部門が発展する形で先進救急医療センター(高度救命救急センター)として、救命センター集中治療室(ICU)10床、重症病床(HCU)10床を有し、質の高い集中治療を提供しています。
 救急医療では、初期救急医療機関、二次救急医療機関、及び救急患者搬送機関との緊密な連携体制の下に、生命危機状態で高度な集学的治療を要する救急患者への医療を提供しています。大学病院の特徴を生かして急性重症傷病患者に対して、高度で総合的・集学的な診断と治療におけるシンクタンクとして24時間、365日体制で運営しています。年々増加する患者に対応するため2007年9月にセンターを改修・グランドオープンした後は年間1000例を越す重症救急患者の診療を行っています。病院前医療としては、2003年8月より宇部市消防本部と連携したドクターカーシステム、2011年1月にはドクターヘリの運用を開始、病院前救急医療体制の充実にも貢献しています。災害医療にも対応するため2005年よりDMAT(災害医療チーム)研修を受け、現在複数隊を有しています。
 救命救急医療を担う優秀な医療スタッフの育成も重要な使命と考え、BLS・ICLS・PSLS・JPTEC・JATECなどのOff-the-job training courseの開催も行っています。看護師研修のため人事交流も積極的に行っています(東京大学、東北大学、徳島大学の附属病院など、および関門医療センター、浜田医療センターなどの関連病院より)。また救急隊員の研修・教育にも尽力しています。
 なお、英文表記はAdvanced Medical Emergency and Critical Care Center (AMEC3:3は上付き) であり、院内では『エーメックスリー』という愛称で呼ばれています。


教授メッセージ

 チームAMEC3救急外来 
 皆さん,こんにちは。
 山口大学病院 先進救急医療センターを代表してご挨拶申し上げます。
 私たちの救命救急センターは,タイプを表すなら「高度救命救急センター」,そして文部科学省からいただいた正式名称は「先進救急医療センター」となります。1999年の開設当時,医局で英会話を指導してくれたクリステンが,英語名称を考案してくれました。Advanced Medical Emergency & Critical Care Center (AMEC3),略して「エーメック・スリー」と呼ばれています。当初は,薄いグリーンのユニフォームでしたが,2011年4月から紺色にリニューアルしました。それというのも1月からドクターヘリが始まり,そのフライトスーツも紺色ですので,ドクターもナースも紺でユニフォームを統一しました。その結果,救急医,救急看護師,フライトドクター,フライトナースのより一層の連帯感を引き出してくれています。さらに2016年6月からフライトスーツのデザインが一新されました。
 AMEC3では,年間約1,300名の患者を治療しています。その約5分の1が心血管疾患,5分の1が脳神経疾患,過半数が院外心停止,呼吸不全,重症感染症,外傷などになります。前2者は,それぞれ循環器内科,脳神経外科医が主に主治医となり,私たちは担当医として全身管理のサポートをします。最後の過半数の傷病については,私たちが主治医となって患者を治療します。週末を除く午前8時30分からのカンファレンスでは,全患者の病態を中心にした熱いディスカッションが交わされます。『主治医チーム』と『当番チーム』に分かれて勤務しており,主治医チームには,原則,専門医取得前の救急科専攻医が当たります。当番チームは,指導医クラスの1直医師と指導医取得前の2直医師の2名でコンビを組み,2交替制で勤務しています。救急医学会と集中治療医学会の資格保持者が多数いるため患者やその家族への説明が丁寧で行き届いていると高い評価を受けています。診療をチームで支援するかたわら主治医としての責任感を育む指導体制となっています。救急科専門医の基幹医療施設になっています。
 AMEC3のドクターは,何らかのサブスペシャリティーをもつように研修します。内科系2年間,外科系2〜3年間の研修を行います。現在,1名が県外で整形外科の研修を行っています。サブスペシャリティーをもつことで,救急・集中治療に厚みが増します。サブスペシャリティーの学会への参画を期待します。また,患者を超急性期に限らず,長い時間軸で治療する修練になります。これまでに消化器内科,循環器内科,呼吸器内科,小児科,外科,麻酔科,放射線科で研修してきています。「救急医療のできるサブスペシャリティー医を目指すか」,「サブスペシャリティーのできる救急医を目指すか」迷うかもしれません。その場合,遠慮なくご相談ください。私たちは,共にしばらく救急・集中治療を行えば,「チームAMEC3」と考えます。
 私の好きな漫画に「サイボーグ009」(石ノ森章太郎)があります。9人の個性豊かなサイボーグ戦士たちが力を合わせ,敵と戦う姿は,重症患者に立ち向かう「チームAMEC3」と合い通じるところがあります。ドクター,ナース,多職種の技士,消防隊員,ドクターヘリ運航スタッフ,医療事務職員らが力を合わせ,同じ方向に向かっていかなければ良い救急・集中治療は実施できません。これからも私たちはひとりひとりの個性を大切にしながら最大限の力を集結できるチーム医療を育んでいくつもりです。

山口大学医学部附属病院先進救急医療センター 鶴田 良介

センター沿革

1994年
全国で6番目(山口大学で20講座目)の臨床講座として救急医学講座新設。
1999年
国立大学で初めての救命救急センターとして先進救急医療センター(AMEC3)を設置。
2000年
国立大学で初めての高度救命救急センターとして認可。
2003年
ドクターカー開始。防災ヘリコプター「きらら」のドクターヘリ的運用を開始。ICLSを開始。
2005年
DMAT1チーム目を結成。
2007年
病棟改修、グランドオープン。
2011年
ドクターヘリ運用開始。鶴田教授就任。 ユニフォームを一新。
2012年
同門から熊本大学医学部附属病院 救急・総合診療部教授が誕生。
2014年
ドクターヘリ格納庫完成。院内ハリーコール「コードブルー」が開始。
2016年
ドクターヘリユニフォームを一新

年度別受診患者数の推移

受診患者転帰


受診患者内因/外因別内訳の推移

注)2017年までは年別、2008年は1月から2009年3月まで、2009年から年度別

2017年度別搬送患者数の内訳

受診総数


入室総数


バナースペース

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先進救急医療センター
山口大学大学院医学系研究科
救急・総合診療医学

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山口大学医学部附属病院
1病棟3階西
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FAX 0836-22-2344