TEL. 0836-22-2668(平日 8:30~17:00)
〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1
医師の処方に対して、投与量、投与方法、相互作用の可能性などの確認を行い、適正使用のための情報を添えて、治療薬剤を患者に交付する。本院では、情報技術を積極的に活用し、基本的な処方チェックなど業務の自動化を積極的に進めている。
医療の機能分化に伴い、本院では、全病棟において薬剤師が業務を行っている。患者に対する薬学的ケアだけでなく、医師や看護師など薬物治療に関係する専門家と協働で、適正な薬物治療を患者に提供できるよう業務を展開している。特に、副作用モニタリングを重要視し、患者観察を通した副作用シグナル検出と健康被害の最小化に取り組んでいる。
製剤技術の進歩と製剤環境の規制強化に伴い、院内製剤の製造は激減し、抗がん剤の混合調製業務が中心になっている。特に、幅広い業務をこなせるよう、3年以下の全薬剤師が抗がん剤調製スキルを身につけている。
院内で使用されている医薬品について、有効性と安全性に関する情報を収集し、医師や看護師などに情報提供すると同時に、患者で生じた副作用イベントの収集蓄積を行っている。また、病棟薬剤業務の情報基盤でもある。
研究機関である大学病院では、新薬開発のための臨床試験から医師が企画する臨床研究が広く行われている。これらの臨床研究・臨床試験のうち医薬品を用いて行われるものに対して、試験薬の管理やCRC業務を行っている。
治療薬剤の血中濃度を測定し評価することを通じて、薬物療法が適正に行われているかどうかをモニターしている。また必要に応じて、投与設計を行い、薬剤の適正な投与方法を医師に提案している。
院内で使用される医薬品の購入管理、保管管理、そして、麻薬や毒薬など規制医薬品の管理を行っている。
入院前の患者さんに対して、服用中のお薬やサプリメントのうち、手術前に中止するものを抽出し説明している。
入院、外来の抗がん剤は原則薬剤師が調製を行っている。
調製者の抗がん剤による曝露を防ぐため調製は完全室外排気型安全キャビネット内で行っており、入院患者さんの抗がん剤は休日も調製している。
揮発性の抗癌剤については閉鎖式器具を使用し、外来化学療法室では完全密閉式のクラスⅢ安全キャビネットで調製することで、より安全な薬剤の提供に努めている。
処方箋枚数 | 外来 | 10,403枚 |
入院 | 123,252枚 | |
注射処方箋枚数 | 外来 | 30,571枚 |
入院 | 141,883枚 | |
薬剤管理指導 | 実施患者数 | 11,466人 |
件数 | 25,009件 | |
退院時服薬指導 | 実施患者数 | 1,157人 |
加算件数 | 1,215件 | |
麻薬管理指導 | 実施患者数 | 80人 |
加算件数 | 152件 | |
医薬品情報(DI)提供件数 | 1,815件 | |
副作用シグナル検出件数 | 1,295件 | |
抗悪性腫瘍剤混合件数 | 外来 | 9,168件 |
入院 | 10,837件 | |
医薬品適正使用検討会実施件数 | 61件 |
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