「公民としての資質・能力の基礎」を身に付けた子ども
社会科では「公民としての資質・能力の基礎」を身に付けた子どもの育成をめざしている。
「公民としての資質・能力」とは、「広い視野に立ち、グローバル化する国際社会を主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者としての資質・能力」のことである。そして、「公民としての資質・能力の基礎」とは、「よりよい社会の実現に向けて、社会に見られる課題を自分事として捉え、他者と協働しながら解決していこうとすること」であると考えている。子どもが「公民としての資質・能力の基礎」を身に付けるために、社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動を取り入れている。そのうえで、社会的事象を自分たちの生活と関連付けて捉え、考えたことを説明したり他者と議論したりするなど、他者と協働しながら問いを追究していくことを大切にしている。