看護部長のあいさつ
みなさま、こんにちは!看護部長の原田美佐です。
山口大学医学部附属病院は、山口県の南西部「花と緑と彫刻のまち・宇部市」にあります。看護部では約900人のすべての看護職員が、特定機能病院・大学病院としての使命が果たせるよう、患者さんやご家族、また地域の方々に信頼される質の高い看護実践をめざしています。
――看護部の理念を実現させる
2020年度、理念の見直しを全看護職員で行いました。
看護部理念として、従来からポリシーとして掲げていた「あたたかい看護の探求と実践」を据え、それを実現するための基本方針を以下の通り7つの言葉にしました。
一人ひとりの看護職員が、これらの真の意味を自分の頭で考えながら、あたたかい看護の探求と実践ができるような、自律した人材の育成を継続して行って参ります。
――特定機能病院・大学病院としての使命を果たす
本院看護部の使命(ミッション)は、
- 人々のいのち・尊厳・くらしをまもり支えること
- 専門性の高い医療を受ける患者さんが、安全で最適な(患者さんの意思を尊重した)医療を安心して受けられるように支援すること
- 専門性の高い医療を受けた患者さんが、地域に戻って自分らしい生活が再生できるように支援すること
――目の前にいる人に100%の関心を寄せる
患者さん一人ひとりの意思を尊重した医療が提供されるように、また自分らしい生活が地域で続けられるように、目の前にいる人に100%の関心を寄せ、チーム医療の一員として多職種のスタッフと協力しながら丁寧な看護ケアを提供していきます。
看護職員が自病院の看護の質に誇りを持ちながら自己の成長が実感でき、いきいきと働き続けられるような職場づくりをめざしています。
山口大学医学部附属病院
看護部の理念および基本方針
理念
- あたたかい看護の探求と実践
基本方針
- 対象となる人々の尊厳と権利を尊重し、その人らしさを大切にした看護を提供します
- 丁寧な看護を実践し、安全・安心を保証します
- 自己研鑽に励み、対象となる人々にとって最適な看護を探求し続けます
- 優れた医療人を育成します
- 対象となる人々の生活を念頭に置き、地域での暮らしが困らないように支援します
- 看護実践や教育を通して地域医療を支え、発展させることに貢献します
- 共に働く人々の尊厳と権利を尊重し、協働してよりよい医療や看護が継続できるように努めます