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PDCAサイクル

PDCAサイクルとは

 PDCA サイクルとは、医療の質や安全性を向上させるためのマネジメントサイクルの1つであり、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)のプロセスを順に実施するものです。Plan、Do、Check、Act の頭文字をとり PDCA と呼ばれています。 Check の結果から最後の Act を行い、最初の Plan の内容を練り直して、次回の Plan に結び付けます。このらせん状のプロセスを繰り返すことによって、医療の質の維持・向上および継続的な業務改善活動が推進されます。
 当院のがん診療の PDCA サイクルでは、がん診療の質、安全性の向上を柱とした、患者を中心に考えた組織横断的に改善していくマネジメント手法として取り組んでいます。


PDCAサイクルの確保について

 がん診療連携拠点病院等の整備に関する指針(平成30年7月31日付け健発0731第1号厚生労働省健康局長通知)の都道府県がん診療連携拠点病院の指定要件の中に,PDCAサイクルの確保として,自施設の診療機能や診療実績,地域連携に関する実績や活動状況の他,がん患者の療養生活の質について把握・評価し,課題認識を院内の関係者で共有した上で,組織的な改善策を講じることが明記されています。なお,その際には,第三者による評価,拠点病院間の実地調査等を用いる等,工夫をすることとなっており,これらの実施状況につき都道府県拠点病院を中心に都道府県内のがん診療連携拠点病院,特定領域拠点病院,地域がん診療病院において,情報共有を行うとともに,地域に対してわかりやすく広報することとなっております。
 山口県内のがん診療連携拠点病院では,自施設のPDCAサイクルの取り組みと併せて,県内共通のPDCAサイクルの実施に取り組んでいます。


協議会運営体制図


山口県がん診療連携協議会

 山口県の医療機関における院内がん登録を支援し,がん患者登録事業を推進するとともに,県内におけるがん医療水準の向上を図るために設置された組織です。


山口県がん診療連携協議会実務担当者会議

 山口県がん診療連携協議会の下部組織として設置され,実務担当者の連携を推進すると共に実務的な施策を協議・実施し,PDCAサイクルの確保に取り組んでいます。


山口大学医学部附属病院におけるがんのPDCAサイクル


山口県内におけるPDCAサイクル

拠点病院間の相互実地調査

◆平成29年度
日程表(PDF)
チェック項目表(PDF)

◆平成30年度
日程表(PDF)
チェック項目表(PDF)

◆令和元年度
当日実施ガイド(PDF)
レビューシート(PDF)

患者満足度調査

アンケート用紙(PDF)

◆がん治療に関するアンケート 調査結果
調査結果資料(令和1年度から令和3年度)