日本の国際美術展(一)
ヨコハマトリエンナーレ2011
・配布資料:「日本における国際美術展について」(国際美術協議会)/「2012-13年に開催される国際美術展」
1.国際美術展の概要
国際美術展= International Art Exhibition
2年に1回:ビエンナーレ=Biennale
3年に1回:トリエンナーレ=Triennale
◆「2012-13年に開催される国際美術展」(配布資料)
(1) 第17回ヴィデオブラジル
(2) 第11回クエンカ・ビエナル
(3) 第11回ビエンナーレ・ジョグジャ / イクエイター#1
(4) アーツ・イン・マラケシュ・ビエンナーレ
(5) ラ・トリエンナーレ
(6) 第7回ベルリン・ビエンナーレ
(7) マニフダール
(8) 第10回ダッカールト
(9) 第11回ハバナ・ビエナル
(10) アルセナーレ2012
(11) 第5回ブカレスト・ビエンナーレ
(12) マニフェスタ9
(13) ドクメンタ13
(14) 第18回シドニー・ビエンナーレ
(15) 第5回越後妻有アートトリエンナーレ
(16) 第9回光州ビエンナーレ
(17) 第30回サンパウロ・ビエナウ
(18) 第7回リヴァプール・バイエニアル
(19) 釜山ビエンナーレ
(20) メディア・シティ・ソウル2012
(21) 第1回コーチ=ムジリス・ビエンナーレ
2013年
(1) シャルジャ・ビエンナーレ11
(2) 第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ
(3) 第13回イスタンブール・ビエナリ
(4) 第12回リヨン・ビエンナーレ
2.ヨコハマトリエンナーレ2011
会期:2011年8月6日(土)〜11月6日(日)(93日間)
会場:横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫、ヨコハマ創造都市センターほか
参加作家数:77名/組以上
展示作品数:300点以上
◆テーマの変遷
第1回(2001年) メガ・ウェイヴ
第2回(2005年) アート・サーカス
第3回(2008年) タイム・クレヴァス
第4回(2011年) アワー・マジック・アワー
3.横浜美術館
1. ウーゴ・ロンディーネ(スイス)《アワー・マジック・アワー》 2003/11年
2. ウーゴ・ロンディーネ《月の出、東》 2005年
3. 尹秀珍(イン・シウジェン)(中国)《ワン・センテンス》、(部分1)、(部分2)
4. 前田征紀《The Seven Seasons – Venus(金星)》
5. トビアス・レーベルガー(ドイツ)《他者》 2002/11年
6. 田中功起《美術館はいっぺんに使われる》、(部分)
7. 横尾忠則《黒いY字路》ほか 展示風景
8. 横尾忠則《アストラルタウン》 2008年
9. 石田徹也《屋上へ逃げる人》 1996年
10. ダミアン・ハースト(イギリス)《サムサラ/輪廻転生》、展示風景
11. ダミアン・ハースト《知識の木》 2008年、(部分)
12. チョン・ジュンホ(韓国)《彌勒菩薩半跏思惟像》 2008-09年
13. 荒木経惟《センチメンタルな旅 春の旅》 2010年、(部分)
15. 荒木経惟《古希ノ写真》
16. 森靖《絶対領域―竜》 2008年
17. カールステン・ニコライ(ドイツ)《autoR》(8月)、(10月)
4.日本郵船海岸通倉庫
18. リナ・バネルジー(インド)《お前を捕まえてやるよ、おじょうちゃん!》 2009/11年、(部分)
21. 蔡佳葳(ツァイ・チャルウェイ)(台湾) 《天空にお経》(1)、(2) 2009年
22. 戸谷成雄《森化 II》 2003年
23. 戸谷成雄《洞穴体V(ミニマルバロックIX)》展示風景、(部分1)、(部分2)、(作家コメント)
5.まとめ
・国際美術展の概要
―定期的に開催され、100年以上続いているものもあれば、最近新しく開始されたものもある
―世界各地で開催され、日本のキュレーターや作家も海外で活躍している
―今年は、越後妻有アートトリエンナーレが7月29日に開幕
―近い海外では、韓国の光州と釜山、オーストラリアのシドニーで開催される
・国毎、作家毎の表現の違い
―私的な生活感情に根ざしたもの
―地域の文化的伝統と関わりのある表現
―さまざまな現代性
◆過去の講義ノートへのリンク
二〇一一年前期 <第四講> 日本の国際美術展(四)横浜トリエンナーレ 後期 <第二回> ヨコハマトリエンナーレ2011
二〇一〇年前期 <第六講> 日本の国際美術展(一)横浜トリエンナーレ
二〇〇九年前期 <第四講> 事例研究(四)横浜トリエンナーレ
二〇〇八年前期 <第六講> 事例研究(四)横浜トリエンナーレ
二〇〇七年前期 <第二講> 国際美術展の歴史(二)アジア
二〇〇六年前期 <第三講> 横浜トリエンナーレ二〇〇五紹介/<第四講> 横浜トリエンナーレをめぐって
二〇〇五年後期 <第六講> 横浜トリエンナーレ2005