7月22~23日、城山ホテル鹿児島で第57回日本肝癌研究会が行われました。
ここ1年半はリモートでの全国学会参加ばかりだったので、久々の現地出席にモチベーションが上がりました。
もちろんホテル入口には手指消毒や検温モニターが設置されていました。会場に行く前に、総合受付で検温チェックのシールを貼ってもらわなければ入れません。
会場内は十分すぎるほどのソーシャルディスタンスが確保されており、広いホテル会場内で優雅に講演を聴くことができました。
発表者の前にあるプラスチック板、質問1回ごとのマイク消毒、ランチョンセミナーでの弁当セルフサービスなど、感染対策の気遣いが随所に見られました。
今回の研究会では、肝癌etiologyの変化、薬物療法の多様化、ゲノム解析の進歩が特に印象に残りました。
「IT・AI を活用した肝癌診療、病理・画像診断の現状と展望」のパネルディスカッションにおいて、伊東教授が司会、田辺先生が発表を行いました。
topics医局のできごと
第57回日本肝癌研究会に参加しました!!
2021.07.22UPDATE
神経ワークショップに参加しました。
2021.07.01UPDATE
2021年7月1日から3日の間、神経ワークショップに飯田先生と田邊先生が参加しました。
昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、今年はweb開催でした。webでも現地開催のころと遜色なく、最高レベルの神経放射線の勉強をすることができました。
来年は北海道の予定なので、コロナが収束して夜には現地でお酒が飲めることを期待します。
第134回日本医学放射線学会ならびに第55回日本核医学会中国・四国地方会が開催されました!!
2021.06.25UPDATE
COVID-19感染拡大の影響により、2020年は夏・冬ともに中止となった第134回日本医学放射線学会中国・四国地方会ならびに第55回日本核医学会中国・四国地方会を、1年ぶりに2021年6月25日(金)・26日(土)に新山口駅北口隣接の山口市産業交流拠点施設(KDDI維新ホール)とWebでのライブ配信によるハイブリッド開催で開催させて頂きました。
COVID-19変異株の広まりもあり、学会直前まで岡山県や広島県にも緊急事態宣言が発令される不安定な社会情勢の中ではありましたが、演題数は放射線学会地方会が51演題、核医学会地方会が9演題の合計60演題とやや少なかったものの、お陰様で参加登録者数232名(うち現地参加人数77名)と従来と遜色ない参加人数にて無事開催することができました。
ハイブリッド開催を行うにあたり、一般演題や教育セミナーの発表形式は、現地またはオンラインの事前選択制とし、演者の先生には現地発表・web発表にかかわらず音声付きPowerPointスライドの事前提出をお願いするなど、感染拡大の状況が変化しても対応可能な準備を進めてまいりました。また、三密回避や参加予定状況の事前把握のため、現地参加・オンライン参加にかかわらず事前参加登録をお願いし、参加費についても全て振り込による受付とし、参加者の皆様にご不便をおかけしながらも御協力いただき、直前まで事前準備は大変だったもののしっかりと備えていくことができました。
現地会場は2会場で、それぞれweb配信を行いながら開催し、教育セミナーでは従来通り5名の演者の先生に、日本医学放射線学会地方会の特別講演では川崎医科大学特任教授の金澤 右先生に“メスを使わない手術 –私の「夢を力に」-”というご演題の、日本核医学会地方会の特別講演では愛媛大学放射線科教授の城戸 輝仁先生に” 心臓CTの歴史と将来展望”というご演題のご講演をしていただきました。
今回のハイブリッド開催は、今後当面の地方会のあり方や方向性を見出すための参考となる会でもあるという意識が当初から強くあり、専門医機構放射線科領域講習の受講単位取得を現地での参加者に限り可能とする等、コロナ禍にいかに現地会場まで足を運んでいただくかを意識しながら準備をしてきましたが、232名の参加者のうち150名以上がweb参加、発表に関しても60演題中40弱の演題がweb発表であったという結果は、中四国の地域性を考えても、webの参加者や発表者に目を向けた運営が今後更に必要になってくることを表していると思われます。
開催日程やプログラム構成、ハイブリッド開催は器材費や人件費が従来よりも多くかかってきますので支出を抑えるための工夫も重要となってくると思いますが、今回の地方会が放射線学会ならびに核医学会中国四国地方会が発展していく一助となれば幸いです。
第134回日本医学放射線学会、第55回日本核医学会中国四国地方会
実務担当 山口大学放射線科 古川又一
第34回日本腹部放射線学会(ハイブリッド開催)
2021.06.19UPDATE
6月19日~20日に第34回日本腹部放射線学会がハイブリッド開催で行われました。会場は福岡大学病院(福大メディカルホール)でしたが、緊急事態宣言下であったためオンラインで参加しました。
一般口演や共催セミナーはLIVE配信でした。長いコロナ禍でオンライン聴講にもだいぶ慣れてきました。
6月20日のモーニングセミナーには伊東教授が登壇し、「Beyond of Abdominal Imaging(MR編)-高速高精細化と機能診断-」を講演しました。MRIの技術進歩による高速化・高精細化の現状を中心に、次世代腹部MRIにおける今後の展望につながる内容でした。
ポスター展示はオンデマンド配信でした。例年、口演発表を聞いているとポスターを見る時間が少ないのですが、1か月間配信されるのはとても助かります。河野先生が「多発肝腫瘤および肺結節を呈した類上皮血管内皮腫の1例」、田辺先生が「膵尾部に発生した脂肪肉腫の1例」を発表しました。
送別会(岡田先生)
2021.05.26UPDATE
5月に異動される岡田先生の送別会を行いました。
新天地でのご活躍をお祈り申し上げます!
第50回日本IVR学会総会が完全オンライン開催されました。
2021.05.20UPDATE
5月20日~22日に第50回 日本IVR学会総会が完全オンラインで行われました。
伊原研一郎先生が「腫瘍性喀血に対するTAEの有効性の検討」で口演発表をしました。
ZOOMでの発表は初めてでしたが、質問にも冷静に対応でき、滞りなく終えることができました。
オンライン参加だと現地に赴く楽しみはなくなりますが、その反面オンデマンドが充実しており、好きなタイミングで興味のあるシンポジウムや演題を見て勉強できるのはありがたいことです。
第80回日本医学放射線学会総会(ハイブリッド開催)
2021.04.15UPDATE
4月15日~18日にパシフィコ横浜で第80回日本医学放射線学会(JRS)総会が開催されました。
その中で、岡田先生が「Dual-energy CTを用いた妊婦の周産期呼吸困難画像:肺血栓塞栓症疑い例との比較」を口演+ポスター発表されました。
また、東先生が“教育講演19膵臓の画像診断②「稀な組織型の膵癌の画像診断」”を担当しました。
第18回アジアオセアニア放射線学会(AOCR)も同日程で開催され、JRSとの合同一般演題セッション心大血管1で岡田先生が座長をされました。
急激な新型コロナウイルス感染の拡大により、演者が会場に来れずに一部のセッションが大幅な縮小となったり、座長が変更となったりと、少し残念な部分はありましたが、あまり三密の心配をすることなく、最新の知識を得ることができたのは良かったと思います。
4月28日~6月3日にWeb開催もされます。
送別会(横田先生、有吉先生)
2021.03.23UPDATE
3月に退職される先生方の送別会を行いました。
新天地でのご活躍をお祈り申し上げます!
Canon Advanced Imaging Seminar 2021 (CT)
2021.03.20UPDATE
3月20日に岡田先生がCanon Advanced Imaging Seminar 2021でWEB講演を行いました。
タイトルは「超高精細CTによる心大血管診断・IVR術前評価の有用性」です。
講演はいきなり「大動脈径の評価は、標準CTの0.5mmの空間分解能で十分である」という内容から始まり、「では、超高精細CTの有用性は?」と思わせる展開でしたが、その後は、大血管壁の微細構造、vasa vasorum、Adamkiewicz動脈、IVR術前の微細血管描出や血行動態について語り、超高精細CTの有用性や可能性を分かりやすく解説されていました。
放射線科医局が引っ越しました。
2021.02.24UPDATE
2月24日、耐震工事のため放射線科医局が総合研究棟C(旧2病棟)4階に引っ越しました。
約1年間の仮医局です。
臨床研究棟の医局は数十年使用していたので、整理が大変かと思っていましたが引っ越し業者さんの手にかかると、3日間であっという間に荷物の移転が完了しました。
総合研究棟Cは改築されたばかりなので、とてもキレイです。
カンファレンス室は狭くなってしまいましたが、工夫をしながら行っています。