運動の楽しさや喜びを見出し、運動にかかわり続けていく子ども
保健体育科では「よりよい未来を共に創り出す人間」を「生涯にわたって運動に親しむことを通して、明るく豊かな生活を営み、創り出すことができる人間」ととらえた。運動が得意な人も、そうでない人も、お互いを認め合い、尊重しながら、それぞれが運動やスポーツに親しみ、楽しんでいる姿は、豊かで幸せな人生を送っていることを想起させる一場面であると考える。このような姿へとつなげるために幼・小・中でめざす子どもの姿を「運動の楽しさや喜びを見出し、運動にかかわり続けていく子ども」とした。「できなかったことができるようになる」「好きな種目が見つけられる」「友だちに認めてもらえる」「運動のコツやポイントがわかる」「協力して学習する」「保健体育は自分にとって大切である」など、運動の楽しさや喜びを味わう経験から、運動やスポーツにかかわり続けることのよさを自分なりに見出し、価値付ける子どもを育てたい。