6月17日(金)、18日(土)に第136回 日本医学放射線学会中国・四国地方会、第56回 日本核医学会中国・四国地方会が広島でハイブリッド開催されました。
当科からは國弘先生が「間質性肺炎の CT 画像の定量評価と肺活量との関連の検討」、上田先生が「摘出術を行った腎動静脈瘻の1例」、田邊先生が「仙骨に発生した granular cell tumor (顆粒細胞腫)の 1 例」の演題発表を行いました。上田先生は骨軟部セッションの座長も行いました。
今回は演題数が多かったとのことで活発な討論が行われ、特別講演や教育セミナーは大変勉強になりました。有意義な時間を過ごすことができました。
topics医局のできごと
第136回日本医学放射線学会中国・四国地方会、第56回日本核医学会中国・四国地方会に参加しました。
2022.06.18UPDATE
第51回日本IVR学会総会にWeb参加しました!
2022.06.04UPDATE
6月4日~6日に第51回日本IVR学会総会がハイブリッド開催されました(オンデマンド期間:6/20~7/20)。兵庫医科大学の主催で現地会場は神戸国際展示場でした。当科からは伊原(研)先生が「A case of embolization for hemobilia immediately after removal of the system used for PTO」でポスター展示を行いました。ポスターは現地発表のみ、Web閲覧なしという形式でしたが、コロナウイルス感染症の状況を鑑みて現地参加は断念したため、ポスター掲示のみという形になってしまい、他のポスター発表を拝見できなかったことが残念でした。しかし、現地でIVRに熱い先生方が議論されているのをWeb参加にて拝見し、懐かしい気持ちが湧いてくるとともに、次回は是非現地参加をしたいという思いが強くなりました。来年のIVR学会総会は同じ中国四国地区の高知大学が主催とのことですので、当科からも複数の演題登録ができればと思います。
IVRハンズオン説明会(InterlockⓇ、BreakthroughⓇ)
2022.05.30UPDATE
5月30日にボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社の担当者さんにInterlockⓇ(デタッチャブルコイル)、BreakthroughⓇ(マイクロカテーテル)のハンズオン説明会を開催していただきました。
機械式コイルを使い慣れていない若手の先生方に操作性を体験してもらいました。また、現在回ってきている研修医にもコイル塞栓の方法を説明できる良い機会になりました。
2022 Joint Annual Meeting ISMRM-ESMRMB(ハイブリッド開催)
2022.05.07UPDATE
5月7日~12日に2022 Joint Annual Meeting ISMRM-ESMRMBが英国ロンドンでハイブリッド開催されました。当科からは伊東教授と東先生が参加し、東先生がgather.townセッション(online power pitches)で、「Bile flow dynamics in patients with cholelithiasis: Evaluation with cine-dynamic MRCP using spatially selective inversion-recovery pulse(胆石患者における胆汁の排出動態:空間選択的IRパルス併用cine dynamic MRCPによる評価)」を発表しました。
今年もコロナ禍などの影響により、残念ながら現地参加はできませんでしたが、現地での講演をWebで視聴可能であり、また今年から導入されたgather.townというバーチャル空間でのセッションに自分でアバダーを作って参加することができました。最新のMRI技術を使用した研究発表が多く、理解力のなさと英語力の低さに多少落ち込みましたが、最近のトピックの一つであるCOVID-19関連の研究をはじめ、興味深い演題を多く聴くことができ、学会発表の準備も含めて非常に良い経験をさせていただきました。
3年ぶりに放翔会が開催されました!!
2022.04.23UPDATE
4月23日(土)に放翔会(山口大学医学部放射線科同門会)が開催されました。3年ぶりの開催で、新型コロナウィルス感染対策として、初のWEB開催となりました。
関連病院紹介では、原田祐子先生が宇部興産中央病院の紹介をされました。学位授与記念講演では、三好啓介先生、亀田ふみ先生、東麻由美先生、伊原研一郎先生の4名が講演を行いました。新入局員紹介として、上田和志先生、苅田雅子先生、清山遥加先生がコメントしました。
63名の先生にご出席いただきました。対面でお話できない寂しさはありましたが、例年は参加できない遠方の先生方の出席もあり、記憶に残る会となりました。
医局引っ越し
2022.04.01UPDATE
3月31日~4月1日にかけて、放射線科医局の引っ越しがありました。耐震工事が終了し、きれいになった臨床研究棟1階に戻ってきました。
カンファレンス室には85インチのTVを導入しました。スクリーンに比べて、CT画像などが鮮明に描出され、少し明るい状況でもカンファレンスができるようになりました。
医師控室には本棚付きの机を設置しました。全体的に白色が基調なので、見た目が明るい感じになりました。
IVRハンズオン説明会(オルフィスCVキットNeoⓇ、レオニスムーバⓇ)
2022.03.28UPDATE
3月28日にSBカワスミ株式会社の担当者さんにオルフィスCVキットNeoⓇ、レオニスムーバⓇのハンズオン説明会を開催していただきました。
オルフィスCVキットNeoⓇは、増加しているCVポート留置でよく使用していますが、その特徴が再確認でき、ポート留置時のコネクタ接続のコツを教えていただきました。レオニスムーバⓇは操作性を試すことができました。
第12回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchi(WEB開催+現地会場)
2022.03.17UPDATE
3月17日、第12回 Cutting Edge Radiology in YamaguchiがWEB開催されました。名古屋大学大学院医学研究科 量子医学分野 長縄慎二教授に「Glymphatic systemとMR造影剤」について講演していただきました。
“Glymphatic system”はだいぶ普及してきた概念ですが、その詳しい解説、歴史、対立する主張などについて、分かりやすく解説していただきました。ご講義を賜りまして誠にありがとうございました。
第51回日本神経放射線学会に参加しました!!
2022.02.18UPDATE
2022年2月18日の日本神経放射線学会のフィルムリーディングセッションにWebにて参加しました。北海道大学の出題で、山口大学の解答者は田邊先生でした。症例はepidermoid cystで、正解できました。その他の演題も興味深いものが多く、とても勉強になりました。
第28回肝血流動態・機能イメージング研究会を開催しました!!
2022.01.30UPDATE
1月30日(日)に第28回肝血流動態・機能イメージング研究会をWeb開催しました。今回は伊東克能教授が当番世話人でした。
午前中はシンポジウム「肝血流とイメージング:病理病態の解明と新たなアプローチ」が行われました。まずは、病理や画像診断の総論が講演されましたが、以前から知られている内容だけでなく、最近の知見も含めたとても興味深い内容でした。
その後、さまざまなモダリティ(IVR、CT、超音波、MRI)を用いた血行動態解析の講演があり、技術の進歩を感じることができました。
午後からは一般演題の発表がありました。新規薬剤や人工知能など“新たなアプローチ”に関する発表も多く、この学会の特色でもある白熱するDiscussionも行われていました。
当科からは、田辺先生が「肝細胞癌の治療後に出現した肝血流肉腫の1例」を発表しました。
たくさんの先生方にご参加いただき、盛会裏に終えることができました。ありがとうございました。