山口大学大学院医学系研究科 放射線医学分野 山口大学大学院医学系研究科
放射線医学講座

Department of Radiology, Yamaguchi University Graduate School of Medicine

topics医局のできごと

IVRハンズオン説明会(Target デタッチャブルコイルⓇ)

2022.01.18UPDATE


日本ストライカー株式会社の担当者さんにTarget デタッチャブル コイルⓇ のハンズオン説明会を開いていただきました。
人体モデルをご用意いただき、水流の中でコイルを留置する練習をさせていただきました。
通常の動脈瘤や血管塞栓のほか、ダブルマイクロカテーテル法なども試すことができました。
透視で見ている塞栓率と実際の塞栓状況を直接比較することができ、貴重な経験となりました。

博士学位論文公開審査会(東先生)

2022.01.14UPDATE


1月14日、東先生の博士学位論文公開審査会が行われました。
論文タイトルは、「Pancreatobiliary flow dynamics: Association between bile and pancreatic juice evaluated with cine-dynamic magnetic resonance cholangiopancreatography using spatially selective inversion recovery pulse. (膵液・胆汁の排出動態:空間選択的IRパルス併用cine dynamic MRCPによる胆汁と膵液の関連性の評価)」です。
主査と副査の先生方には研究内容に非常に興味を持っていただき、今後の研究にもつながるようなありがたい質問をたくさん頂きました。
今後の研究の励みにもなる良い機会となり、お世話になった関係者の方々、本当にありがとうございました。

博士学位論文公開審査会(伊原先生)

2022.01.13UPDATE


1月13日、伊原先生の博士学位論文公開審査会が行われました。
論文タイトルは、「Hemodynamic changes of abdominal organs after CT colonography with transrectal administration of CO2: evaluation with early‑phase contrast‑enhanced dynamic CT (経直腸的炭酸ガス注入によるCTコロノグラフィー後の腹部臓器の血行動態変化:造影ダイナミックCT早期相による評価)」です。
CTコロノグラフィーの検査で肝臓の濃染域に着目した興味深い内容で、同研究は2020年の日本医学放射線学会総会でもCypos賞に選ばれていました。
お疲れさまでした。

IVRハンズオン説明会(i-ED COILⓇ)

2022.01.05UPDATE

株式会社カネカメディックスの担当者さんにi-ED COILⓇ のハンズオン説明会を開いていただきました。
デタッチポイントを音で知らせてくれるシステム、滑りにくく押しやすいプッシャーなど興味深い工夫が体験できました。

第135回日本医学放射線学会中国・四国地方会に参加しました!!

2021.12.17UPDATE

2021年12月17日(金)~18日(土)に第135回 日本医学放射線学会中国・四国地方会がハイブリッド開催(現地+Web)されました。
当科からは河野先生「超高精細CTを用いた胃壁構造に関する検討」、亀田先生「胸膜プラーク経過観察中に発症した胸壁原発悪性リンパ腫の一例」、小林先生「吸引性肺障害の画像所見」が演題発表、松隈先生が教育セミナーでの講演をされました。
冬将軍が西日本に到来、との触れ込みでしたが、学会期間中、高知は晴天に恵まれました。
現地では白熱した討論が行われ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

第52回山口県放射線科医会(WEB開催)

2021.12.11UPDATE


12月11日に第52回山口県放射線科医会が開催されました。47名の先生方に参加していただき、盛会裏に終えることができました。
一般演題は11題で、画像診断、IVR、放射線治療など多岐にわたる内容でした。質疑応答が白熱し、予定時間を超過してしまいましたが、とても有意義な研究会になりました。
ミニレクチャーは、山口宇部医療センターの田中伸幸先生が『脱malpractice! 見逃しやすい所見と病態:胸部』を講演していただきました。
前半パートでは、意外と難しいびまん性肺疾患として、典型的なtree-in-budの肺結核から類似した所見を示す肺病変との鑑別ポイントを解説していただきました。
後半パートでは、肺炎をマクロおよびミクロな病理学的視点から画像所見を追求し、モザイクパターンの意義などを説明していただきました。
来年こそは現地開催を期待しますが、今回はWEB開催の良い部分も引き出せた研究会であったと思います。

AZUR Soft 3D適正使用トレーニングに参加しました

2021.12.11UPDATE


12月11日、テルモ株式会社より新たにリリースされた膨潤型金属コイルAZUR Soft 3Dの適正使用研修のために小田原にあるテルモメディカルプラネックスに行ってきました。
当日は晴天で富士山が、とてもきれいに見えました。
慶応大学の井上先生のレクチャーの後、実際にAZUR Soft 3D、AZUR CX、AZURの3種類のコイルを順番に使用し、その違いを体感することができました。
AZUR Soft 3Dは非常に柔らかく使いやすいコイルで、今後の血管塞栓術で役立ちそうです。
写真は小田原へ移動中の新幹線からみえた富士山です。

第11回 Cutting Edge Radiology in Yamaguchi(WEB開催+現地会場)

2021.12.03UPDATE


12月3日、第11回Cutting Edge Radiology in YamaguchiがWEB開催されました。
九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野 石神康生教授に「膵の画像診断」について講演していただき、58名が参加しました。
前半は、膵周囲の血管variation、発生学的特徴、指摘することの臨床的意義などについて、分かりやすく解説していただきました。
後半は、膵疾患の症例を提示しながら鑑別点やpitfallを解説していただきました。日頃の読影ではあまり意識していなかった内容も含まれており、とても新鮮な講演でした。
ご講義を賜りまして誠にありがとうございました。

RSNA2021(第107回北米放射線学会)

2021.11.28UPDATE


11月28日~12月2日に米国シカゴのMcCormick Placeで第107回北米放射線学会(RSNA2021)が開催されました(ハイブリッド開催)。
今年もコロナ禍で現地に行くことはかなわず、時差のためライブで講演を視聴することも難しかったですが、日中好きな時間にオンデマンド配信で視聴することができたため、現地参加するよりも多くの講演や発表を聴くことができました。
ありがたいことに来年4月までオンデマンド配信があるため、この機会に最新の撮像技術などの知識を得たり、興味のある分野の画像診断や研究について知識を深めたりして、日々の診療業務や研究活動に生かしていきたいと思いました。
当院からは東先生が教育展示で発表しました。

画像診断クイズ大会&放射線科説明会を開催しました!!

2021.11.27UPDATE


11月27日に画像診断クイズ大会&放射線科説明会を開催しました。
合計12名の学生さん・研修医の先生にご参加いただきました。
参加してくれたみなさま、ありがとうございました!
最優秀賞を獲得された方々、おめでとうございます!!

今回は6年生向けに医師国家試験を意識した問題にしてみました。
キー画像のみだったので、臨床情報が記述されている国試問題より難しかったと思います。
研修医の先生方はほぼ満点で、日頃の成果を感じさせられました。

次回開催時にはご案内いたしますので、気長にお待ちください。

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