芸術論特殊講義二〇〇六


授業の概要

この講義では、二〇〇六年度に開催される展覧会を紹介します。特に、企画趣旨や出品作品、
作家について解説します。


授業の一般目標

一、各展覧会の企画趣旨について理解を深める。
二、美術に関心をもつ。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、作品や展覧会の面白さがわかる。二、美術史の基本的な用語を作品に即して説明できる。

思考・判断の観点

 一、展覧会のテーマが社会に投げかける問いを読み解き、自らの考えを述べることができる。二、展覧会企画における現実的な制約と先取的な企図とのせめぎあいを看取できる。

関心・意欲の観点

 一、自分の感性を絶えず磨き続ける。二、幅広い教養を身につける。

態度の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会には実際に出掛けてみる。二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

授業計画

十・三

   <零>    オリエンテーション

十・十

<第一講> 藤田嗣治展 (東京国立近代美術館ほか)
            三月二十八日〜五月二十一日

十・十七

<第二講> 若冲と江戸絵画 (東京国立博物館)
             七月四日〜八月二十七日

十・二十四

(休講) ※サンパウロ・ビエンナーレ調査

十・三十一

(休講) ※雪舟展レセプション

十一・七

<第三講> 雪舟への旅 (山口県立美術館)
             十一月一日〜十一月三十日

十一・十四

<第四講> 雅/俗 (山口県立萩美術館・浦上記念館)
               六月十日〜七月三十日

十一・二十一

(休講) ※釜山ビエンナーレ調査

十一・二十八

<第五講> 柄澤齊展 (栃木県立美術館ほか)
               七月十六日〜九月三日

十二・五

<第六講> ケーテ・コルヴィッツ展 (茨城県つくば美術館ほか)
       二〇〇五年七月十六日〜八月二十一日

十二・十二

<第七講> 東京―ベルリン/ベルリン―東京 (森美術館)
        二〇〇六年一月二十八日〜五月七日

十二・十九

<第八講> 画狂人ホルスト・ヤンセン (リアスアーク美術館ほか)
         二〇〇五年七月十六日〜九月四日

一・九

<第九講> カルティエ現代美術財団コレクション展 (東京都現代美術館)
        二〇〇六年四月二十二日〜七月二日

一・十六

 (休講) 月曜授業振替

一・二十三

<第十講> アフリカ・リミックス (森美術館)
      二〇〇六年五月二十七日〜八月三十一日

一・三十

 期末試験

リンクシラバス