芸術論特殊講義二〇〇九


授業の概要

この講義では、二〇〇九年度開催の展覧会を紹介します。特に、企画趣旨や出品作品、作家について解説します。


授業の一般目標

一、幅広い分野の作品に親しむ。
二、各展覧会の企画趣旨について理解する。
三、美術展や美術館の制度と背景について理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

九・二十九

   <零>   オリエンテーション

十・六

<第一講> 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ

十・十三

<第二講> 特別講演 マイク・ボード「歴史上の放牧」

十・二十

<第三講> 福岡アジア美術トリエンナーレ

十・二十七

 (休講) 第11回国際イスタンブール・ビエンナ リ調査

十一・三

 (休講) 文化の日 ※この二週間分は中間レポートの提出を課題とする  提出レポート一覧(要認証)

十一・十

<第四講> 第23回UBEビエンナーレ

十一・十七

<第五講> 第2回神戸ビエンナーレ

十一・二十四

 (休講) 第1回チリ・トリエンナル調査

十二・一

 (休講) 転学科等試験

十二・八

 (休講) 第6回アジア太平洋現代美術トライエニアル調査

十二・十五

<第六講> 近代日本洋画の巨匠―黒田清輝展

十二・二十二

<第七講> フランス絵画の19世紀

一・十二

<第八講> フランスの浮世絵師 アンリ・リヴィエール 展

一・十九

<第九講> THE ハプスブルク

一・二十六

 期末試験

 

 

リンクシラバス


展覧会案内

『白樺』誕生100年 白樺派の愛した美術/ひろしま美術館 9/13〜10/25

第23回UBEビエンナーレ 10/3〜11/15

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 秋版 10/3〜11/23

第4回福岡アジア美術トリエンナーレ2009 9/5〜11/23

第2回神戸ビエンナーレ 10/3〜11/23

フランスの浮世絵師 アンリ・リヴィエール/山口県立萩美術館・浦上記念館 10/20〜12/6