12. まとめ
●オリエンテーション
メタ・ヒストリー
美術史:美術についての歴史
美術史学史:美術史についての歴史
「透明な存在」として脱色された美術史に色をつける
1. 列伝史:ヴァザーリ
ヴァザーリ研究会編『ヴァザーリの芸術論 『芸術家列伝』における技法論と美学』
ヴァザーリ『ルネサンス画人伝』
2. 考古学と美術史:ヴィンケルマン
ヴィンケルマン『ギリシア美術模倣論』
3. 目利きと作品目録:モレッリ―ベレンソン
「モレルリの方法」 、ウード・クルターマン『美術史学の歴史』
4. 美術史の自律性:リーグル
アロイス・リーグル『美術様式論 装飾史の基本問題』
5. 様式史:ヴェルフリン
ハインリヒ・ヴェルフリン『美術史の基礎概念 近世美術における様式発展の問題』
6. イコノロジー:パノフスキー
アーウィン・パノフスキー『イコノロジー研究』
7. 美術史学の拡散
ケネス・クラーク『ザ・ヌード 裸体芸術論』
8. 知覚心理学と美術史:ゴンブリッチ
E. H. ゴンブリッチ『芸術と幻影』
9. 社会史・社会学と美術史:バクサンドール
マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史』
10. フェミニズムと美術史:ポロック
グリゼルダ・ポロック『視線と差異 フェミニズムで読む美術史』
11. ポストコロニアル研究と美術史
ホミ・K・バーバ「ポストモダニズム/ポスト・コロニアリズム」、ロバート・S.ネルソン、リチャード・シフ編『美術史を語る言葉 22の理論と実践』
ホミ・K・バーバ『文化の場所』