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肺機能検査って?
空気中から酸素を取り込み、二酸化炭素を排出する呼吸(換気)は、私達が生きて行くのに必要な営みの一つです。肺が主にその役割を果たしており、それがうまく働いているかどうかを調べるのが肺機能検査です。

どうしてこの検査をするの?
 呼吸器系(肺、気管支等)に慢性的な疾患のある方は、その経過を追うために、またこれから麻酔をかけて手術をされる方に対しては、様々な術後合併症を防ぐ目的で、肺の機能に問題はないかチェックします。

どういう検査なの?
一般的によく行われる検査に肺活量一秒率(量)があります。

1.肺活量
肺の中にどれだけ空気を取り込むことができるかを調べるものです。
検診等でされた事がある方も多いと思いますが、息を吐ききって空っぽにした状態から、めいっぱいの吸った空気の量が肺活量です。

2.一秒率(量)
一秒間にどれだけの空気を吐き出せるかをみます。
息を最大まで吸ったらできるだけスピードをつけて一気に吐き出すことによって、空気の通り道に細くなったところがないか調べます。

これらの検査の他に、機能的残気量、肺拡散能、クロージングボリュームといった検査があります。


何か注意する事があるの?
お食事はされても結構です。
ただ、検査直前の飲食は、唾液の分泌が多くなって検査の妨げになる場合がありますので避けてください。検査のある日は、余裕を持ってお食事を済まされた方が良いでしょう。

入れ歯は外さなくても大丈夫です。
多くの場合、入れ歯をしたままの方が、検査がスムースに運びます。稀に、外していただく事になる場合もありますが、まずは入れ歯をしたままで検査をしてみましょう。

椅子に腰掛けて検査をします。
車椅子でも、そのままで検査できます。

肺機能検査は、患者様の協力(努力)を必要とする検査です。
当検査室では、検査の要領を理解していただくために検査の前に簡単な説明のビデオ(約10分)を見ていただく事にしています。患者様の一番努力された状態を引き出すために、私達も一緒に頑張りますので、検査当日はリラックスして検査を受けに来られて下さい。
お待ちしています。
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