■血管エコー検査って何?なに?ナニ?
血管に超音波をあて、その反射(エコー)を見る検査です。頸部の動脈や、足の動脈、静脈の観察をします。また、超音波検査は人体に悪影響を及ぼさない、非侵襲的な検査です。
■どうしてこの検査をするの?
エコーは非侵襲的で、苦痛を伴わず簡単に検査できます。従って検診や、 生活習慣病に伴う血管疾患の診断、また治療の経過観察など様々な目的で検査が行われます。
■どんなことするの?
頸動脈
超音波プローブで首の動脈を広く観察します。
枕をせずベッド上に仰向けに寝ていただき、首を観察する側と反対に傾けます。
鎖骨付近から耳の下付近まで観察しますが、ときどき、息を吸ったり吐いたり、止めていただく事もあります。左右両側の観察をしますが、基本的には痛みを伴う検査ではありませんので、ご安心ください。
下肢動脈・静脈
超音波プローブで足の動脈(静脈)を広く観察します。
検査用のズボンに着替えていただき、足の付け根から足先まで超音波をあてて観察します。座ったり、うつぶせに寝たり、仰向けに寝たりと体位を変えて観察します。
時々腹部の観察を行なうこともありますが、基本的には痛みを伴う検査ではありませんのでご安心ください。
■検査前日や検査当日に気を付けることあるの?
頸動脈
首を広く観察しますので、襟元が開けられる服装で来院してください。
食事はとられても結構ですが、検査時に首を軽く抑えますので食べ過ぎて気分が悪くならない程度にお願いします。
下肢動脈・静脈
足の付け根から足先まで観察しますので、検査用ズボンに着替えていただきます。
ストッキングの着用、ワンピース、着物などはなるべく避けて、きがえやすい服装で来院してください。食事はとられても結構です。 |