美学・美術史特殊講義二〇一九


授業の概要

この講義では、二〇一九年度開催の展覧会を紹介します。特に、企画趣旨や出品作品、作家について解説します。


授業の一般目標

一、幅広い分野の作品に親しむ。
二、各展覧会の企画趣旨について理解する。
三、美術展や美術館の制度と背景について理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会 には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

十・一

<第一講> オリエンテーション

十・八

<第二講> 第28回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展) (UBEビエンナーレ彫刻の丘)
十・十五 <第三講> ヨーロッパ絵画 美の400年(山口県立美術館)
十・十九(土) <第四講> 「ヨーロッパ絵画 美の400年」展見学(美術館前9時50分集合)

十・二十二(祝)

即位礼正殿の儀

十・二十九

 (休講) 見学会の振替

十一・五

<第五講> 没後90年記念 岸田劉生展(山口県立美術館)

十一・十二

<第六講> 星とめぐる美術 10の天体がいざなう現代美術(島根県立石見美術館)

十一・十九

<第七講> あいちトリエンナーレ2019 情の時代(名古屋)

十一・二十六

<第八講> あいちトリエンナーレ2019 情の時代(豊田)

十二・三

<第九講> ヴェネツィア・ビエンナーレ第58回国際美術展(歴史)

十二・十

<第十講> ヴェネツィア・ビエンナーレ第58回国際美術展(賞制度)

十二・十七

<第十一講> ヴェネツィア・ビエンナーレ第58回国際美術展(受賞作品以外)
十二・二十四 <第十二講> クリムト展 ウィーンと日本 1900(豊田市美術館)

一・七

<第十三講> 岡山芸術交流2019 IF THE SNAKE もし蛇が

一・十四

<第十四講> 総括

一・二十一(金振)

 
一・二十八  期末試験

 

 

リンク:シラバス


展覧会案内

・ヨーロッパ絵画 美の400年(山口県立美術館)  9/3〜10/22 ※キャンパスメンバーズ制度対象

・岸田劉生展(山口県立美術館) 11/4〜12/2

・第28回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)(UBEビエンナーレ彫刻の丘) 9/29〜11/24

・あいちトリエンナーレ(愛知県美術館、名古屋市美術館、豊田市美術館ほか) 8/1〜10/14

・クリムト展 ウィーンと日本 1900(豊田市美術館) 7/23〜10/14

・岡山芸術交流(旧内山下小学校、ほか市内各所) 9/27〜11/24

・瀬戸内国際芸術祭2019―ひろがる秋(直島、ほか) 9/28〜11/4

・ヴェネツィア・ビエンナーレ第58回国際美術展(ジャルディーニ、アルセナーレ、ほか市内各所) 5/11〜11/24