病院の概要:山口労災病院は病床数313床、17診療科を有する総合病院として、急性期医療を担うと同時に、予防から治療・社会復帰に至るまでの「勤労者医療」に幅広く取り組んでいます。さらに、宇部・小野田保健医療圏の災害拠点病院として県の指定を受けており災害時における救護活動に対応できるようにしています。また、地域医療支援病院として「かかりつけ医」との連携で、地域住民に応えた医療を実施しています。
泌尿器科部長:白瀧 敬
泌尿器科スタッフ:1名
泌尿器科案内:泌尿器科疾患全般の外来、検査、手術を行っています。手術については、山口大学からの腹腔鏡技術認定医の指導のもと、腹腔鏡下手術を基本としています。また、抗がん剤治療に関しては、山口大学泌尿器科の抗癌剤治療プロトコールに基づいて治療を行い、外来化学療法室の専門医師、看護師、薬剤師とのチーム医療にて、治療効果や副作用対策などの綿密なfollow upを行っています。泌尿器科全般の治療を行っていますが、当科の一番の特徴は、脊髄障害患者が集中するという労災病院の性質から、脊髄障害による排尿障害の検査・治療については、豊富な経験と実績があるということです。さらには、他の疾患の排尿障害の診療にも力を入れており、WOCナース、排尿機能検査士などコメディカルの協力を得て毎週1回、排尿機能障害専門外来を開設し、排尿障害全般の診療に傾注しています
臨床研修に関しては、当院は臨床研修指定病院の基幹型、並びに山口大学との協力型の二本立てで認可されており、当科でも毎年初期研修医を受け入れており、臨床研修プログラムに沿って臨床研修を実施しています。