お知らせ
白石晃司助教の演題(第62回西日本泌尿器科学会)が学術奨励賞に選ばれました
第62回日本泌尿器科学会西日本総会学術奨励賞を受賞して
白石晃司
この度は「Recombinant follicle-stimulating hormoneを用いた男性低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の治療成績」につきまして第62回日本泌尿器科学会西日本総会学術奨励賞を授与していただいて大変光栄に思います。
hCGおよびFSH製剤の自己注射の認可により男性低ゴナドトロピン性性腺機能低下症の治療成績は飛躍的に向上しました。治療成績に自身が持てるようにな りましたので内分泌内科や脳外科の先生方にも宣伝がしやすくなり地方でありながらも比較的多くの症例が提示できました。症例数を増やし患者のQOLにたっ た治療もすべきと考え男性低ゴナドトロピン性性腺機能低下症のQOL調査も行っています。これにつきましても今後発表を考えております。
土曜日に表彰式があったのですが受賞していることを知らず当直があったので金曜日に鹿児島から山口に帰ってしまったのが残念です。西日泌では東部や中部総 会に比べアンドロロジー関連の演題が極端に少ないと言われています。今後も懲りずに男性不妊や性機能に関する研究成果を発表していきたいと思います。本研 究を支援してくださった松山教授、無理を言ってFSH製剤を興産中央病院に納入していただいた島袋先生に深謝申し上げます。