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2型リアノジン受容体研究

山大医学部第二内科

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メンバー

研 究 代 表

佐野 元昭

研究分担者

内海 仁志

末冨 建

中村 吉秀

名和田 隆司

研究内容

 山口大学「研究拠点群形成プロジェクト」は、山口大学の強みを活かした独創的で学際的な研究を推進し、地域貢献、学術貢献、大型外部資金獲得を目指すことのできる「研究拠点」を形成するため、独創的で学際的な研究を推進している研究グループによる研究プロジェクトを支援するものです。2024年度山口大学「研究拠点群形成プロジェクト」に採択され2024年度から3年間のプロジェクトです。

 当教室では25年間にわたり2型リアノジン受容体(RyR2)について研究を続けてきました。種々の原因で起こるRyR2の不安定化は心不全・不整脈といった心疾患のみならず、小胞体ストレスを介して脂肪肝やアルツハイマー病、関節リウマチ、慢性腎臓病と関連があることが分かってきました。そして、当教室で得られた知見からRyR2安定化薬は加齢関連疾患の万能薬となる可能性を見出しています。

 2型リアノジン受容体の研究成果を社会実装する出口戦略として、アカデミア発の新規リアノジン受容体安定化薬の創薬を目指して研究しています。

採択プロジェクト名

「2型リアノジン受容体からのCa2+漏出がもたらす細胞内恒常性維持機構の破綻と心血管・腎・免疫疾患」



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