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学会・研究会活動

山大医学部第二内科

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【学会レポート】第135回内科学会中国地方会 学会発表レポート

2026年10月19日

2026/10/17出雲市で開催された日本内科学会中国地方会において、研修医中原先生、膠原病萓部先生、循環器髙杉先生がそれぞれ演題発表を行いました。それぞれの症例とも専門領域を活かした“内科医”としての視点や治療上の工夫などが随所に光る症例報告であり、質疑応答がとても活発だったことが印象的でした。聴衆や座長の先生からの質問に対して、はっきり受け答えをされていて、研修医・専攻医の先生と思えないしっかりとした意義深い議論で素晴らしいなあとみていて感じました。

そして、髙杉先生の発表では、座長の先生から膠原病と循環器の連携が素晴らしいですねというコメントをいただけましたが、私たち第二内科の腎臓・膠原病・循環器、日頃のチーム医療と”内科医”としての総合力を発揮した良い治療ができていることを嬉しく思いました。
中原先生がJRA(Junior Resident Award)、萓部先生が座長奨励賞を受賞され、中国地方の内科の先生方に山口大学第二内科の存在をアピールできたかなと思います。

忙しい日々の中での準備や練習、大変お疲れ様でした。皆様の頑張りのためか、出雲は雲ひとつない快晴で、出雲大社も神々しい感じでしたね。

(福田・名和田)

 

 


【学会レポート】第6回日本不整脈心電学会中国・四国支部地方会

2026年10月02日

2026年9月26日愛媛県県民文化会館にて第6回日本不整脈心電学会中国・四国支部地方会が開催されました。山口県内の施設からも大勢参加し、当院からは吉賀先生、福田先生、中島先生、朝日先生、多久島先生、谷川先生、私橋本が参加しました。山口からは柳井港からフェリーで三津浜港まで移動し、松山入りしました。私個人は初めてフェリーで愛媛に行きました。フェリー移動は写真のようにゆったりと快適な旅でした。
3年目の先生たちは循環器内科に入局して初の学会発表であったものの、みんな堂々と発表し、質問にも丁寧に答えられていました。
また山口県立総合医療センターの研修医の深田先生が優秀演題賞を受賞しました。2年前の高知であった不整脈学会でも学生の頃に一緒に発表しましたが、あの頃より格段にレベルが上がっており、嬉しく思いました。おめでとうございます。

来年度は山口大学が主幹事の予定です。みんなで盛り上げていきたいと思います。


【学会レポート】JHRS2026~京都~

2026年07月30日

2026年7月23日〜25日に、国立京都国際会館で開催された第72回日本不整脈心電学会学術大会(JHRS 2026)に参加しました。

ちょうど京都では祇園祭・後祭の宵山が行われており、最高気温39℃という厳しい暑さの中でしたが、京都らしい風情を存分に感じられる特別な3日間となりました。

学会には6,000人を超える参加者が集まり、山口県の関連病院からも多くの先生方が参加されました。当院からは、吉賀先生、福田先生、小室(拓)先生、石口先生(シンポジウム)、橋本先生が発表を行いました。

今年の学会では、心房細動アブレーションが本格的なPFA時代へ移行していることを改めて実感しました。各デバイスの特徴を踏まえた使い分けや、合併症への対策、さらにHFpEFと心房細動マネジメントなど、日常診療に直結する示唆に富んだセッションが数多くあり、大変勉強になりました。

学会終了後は参加した先生方と懇親会を開き、診療や研究について活発な情報交換を行いました。美味しい料理とともに交流を深めることができ、とても充実した時間となりました。


【学会レポート】第71回日本透析医学会学術集会・総会にて澁谷正樹先生が講演を行いました

2026年06月22日

去る6月19日、第71回日本透析医学会学術集会・総会におきまして、当講座の澁谷正樹先生が「透析医療における水素の可能性と臨床実装に向けた課題」と題して講演を行いました。

会場の熱気と注目度

当日は200名以上の会場が満席となり、水素医療に対する関心の高さがうかがえる熱気の中での発表となりました。
水素医療の可能性

講演では、透析液への水素溶存法と水素吸入法の相違点といった基礎的な解説に加え、特定臨床研究により明らかとなった「透析患者様の疲労感の改善」および「EPO抵抗性の改善と貧血の改善」といった臨床データについて詳細な報告を行いました。

第一人者「中山昌明先生」からのエール

また、当領域の第一人者である聖路加国際病院の中山昌明先生からは、「透析治療の本質的な向上には水素活用が不可欠であり、ともに頑張っていきたい」との力強いお言葉をいただき、改めて研究の意義を再確認する貴重な機会となりました。

今後の展望

今後も山口から革新的な水素医療を全国、そして未来へ発信できるよう、臨床実装に向けた研究を推進してまいります。



【学会レポート】第128回日本循環器学会 中国・四国合同地方会

2026年06月09日

2026年6月6日・7日に岡山県で開催された「第128回日本循環器学会 中国・四国合同地方会」において、当科の多久島 大二郎 先生が見事「学生・初期研修医奨励賞」を受賞されました!

多久島先生は、以下の演題にて素晴らしい発表を行われ、その学術的・臨床的価値が高く評価されました。

発表演題: 『繰り返す冠攣縮により生じた器質化血栓をOCTで同定し得た一例』

※冠攣縮(かんれんしゅく): 心臓の血管が一時的に痙攣して細くなる病気
※OCT(光干渉断層撮影): 血管の内部を非常に高い解像度で観察できる最新のイメージング技術

また、今回の地方会では関連病院からもメディカルスタッフアワードが選出されており、まさに「チーム山口」が一丸となって日頃の成果を発揮した、非常に誇らしい学会となりました。

■ 学生・初期研修医奨励賞

多久島 大二郎 先生(山口大学医学部附属病院 第二内科)

■ メディカルスタッフアワード

杉田 先生(山口県立総合医療センター)
小笹 先生(玉木病院)

若手医師の台頭から地域医療を支える関連病院のメディカルスタッフの活躍まで、山口県の循環器医療の質の高さと熱量を改めて示す大躍進の機会となりました。

受賞された多久島先生、そして関連病院の先生方、誠におめでとうございます! 当科はこれからも、若手医師や医療スタッフが互いに切磋琢磨し、山口県全体の医療をさらに盛り上げていけるよう、研究・臨床の発展と次世代の育成に邁進してまいります。

      


【学会レポート】ATTR-CM治療は「次のステージ」へ!ATTR Amyloidosis Symposium 2026

2026年06月01日

先日、東京で開催された「ATTR Amyloidosis Symposium 2026」に参加してきました! 全国からトランスサイレチン型心アミロイドーシス(ATTR-CM)の地域連携に携わる医師がなんと400名も集結し、非常に熱気のあるシンポジウムでした。
かつては進行性で予後不良とされていた心アミロイドーシスですが、様々な疾患修飾薬の登場により、今では進行を止めることが可能な疾患へと変わってきています。 これまでは「いかに早期診断して治療介入するか」が主な議論の的でしたが、治療の選択肢が増えた現在、疾患修飾薬の導入後も病勢進行を評価し、治療選択の再評価や心不全治療の最適化を行う必要性が熱く議論されました。まさに、ATTR-CM治療は次のステージに突入したと言えます。

 山口大学の小林茂樹先生による大注目の講演

本シンポジウムにおいて、山口大学医学部 高齢者心不全治療学講座教授の小林茂樹先生から、山口大学医学部附属病院における最新のATTR-CM治療と、「心筋線維化と予後との関連性」に関する素晴らしい研究成果が報告されました 。 山口県からは小林先生の応援に総勢17名が会場に駆けつけ、大変な盛り上がりを見せました!
小林先生らの研究では、病理組織と心臓MRI(CMR)を用いた詳細な解析が行われ、その結果、アミロイドの沈着量そのものだけでなく、それに伴う「心筋線維化」が予後悪化の独立した予測因子になることが明らかになりました。
特に注目を集めたのは、CMRで測定される細胞外容積(ECV)が、アミロイド量と心筋線維化の両方を総合的に反映しているという発見です 。この「臨床的な感覚を病理所見で見事に裏付けた」貴重なデータに対し、座長を務められた慶應義塾大学の遠藤仁先生からも多大な称賛が送られていました。
佐野 元昭
 

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【学会レポート】2つの学会に参加してきました!

2026年05月25日

先日、「第69回日本糖尿病学会年次学術集会」と「第12回日本心筋症研究会」に相次いで参加し、濃密な学びの時間を過ごしてきました。

 懐かしい仲間からの刺激と、分野またぎの絆

かつては循環器内科・腎臓内科・糖尿病内科の3科合同で、年に数回、基礎研究の勉強会を開催していました。毎回大きな刺激をもらえる大好きな場所だったのですが、最近はこうした分野横断的な勉強会をサポートしてくれるスポンサーが減ってしまい、寂しい限りです……。

そんな中、今回の糖尿病学会で嬉しい再会が! かつての研究仲間が「インスリンシグナル」に関するシンポジウムで堂々と講演する姿を拝聴しました。当時の懐かしさが込み上げるとともに、「自分も負けていられない!」と大いに刺激をもらいました。

 心筋症研究会での知識のアップデート

続く心筋症研究会では、現代の循環器領域において極めて重要な3つのシンポジウムを中心に、最先端の知識を整理してきました。

心筋炎
肥大型心筋症
がん治療関連心筋障害(CTRCD)

 山口大学附属病院の誇りと、これからの挑戦

今回の2つの学会を通して、確信したことがあります。 それは、「山口大学附属病院では、これらすべての領域において、すでに世界最先端の医療を提供できている」ということです。私たちの足元にある医療の質の高さを、改めて再確認する素晴らしい機会となりました。

しかし、ここで満足するわけにはいきません。 今後は、日々の臨床はもちろんのこと、「世界のガイドラインを書き換える」ような革新的な研究成果をここ山口から発信していけるよう、チーム一丸となってさらに突き進んでいきます!

(文:佐野 元昭)




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