【歓迎♪】第二内科に新しい仲間が加わりました
2025年10月27日
第二内科に新しい仲間が増えました!
徳山中央病院で研修中の多久島大二郎先生が入局の挨拶にきてくれました。
来年度から山口大学で一緒に働けることがとても楽しみです。
医局員も嬉しさのあまり、医局対抗野球のユニフォームで歓迎してしまいました。
一緒にこのユニフォームを着たいという方は是非入局してください!
循環器、腎臓、膠原病、野球全て楽しいです!
 
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2025年10月27日
徳山中央病院で研修中の多久島大二郎先生が入局の挨拶にきてくれました。
来年度から山口大学で一緒に働けることがとても楽しみです。
医局員も嬉しさのあまり、医局対抗野球のユニフォームで歓迎してしまいました。
一緒にこのユニフォームを着たいという方は是非入局してください!
循環器、腎臓、膠原病、野球全て楽しいです!
2025年10月06日
このたび、当講座の中村吉秀先生が令和7年度「山口大学医学会 中村賞」を受賞されました!
この賞は、故・中村正二郎元山口大学長の遺志により設けられたもので、医学の発展に大きく貢献する独創的な研究に贈られる賞です。
がん治療において非常に強力な抗がん剤であるドキソルビシンは、心臓への毒性(心毒性)が大きな課題となっています。これまで有効な予防法は確立されておらず、多くの患者さんが副作用に苦しんでいました。
中村先生の研究では、心筋内のカルシウム放出チャネル「リアノジン受容体」に着目。
この受容体を安定化させることで、ドキソルビシンによる心毒性を抑えられることを実証しました。
さらに、リアノジン受容体の安定薬「ダントロレン」を短期間だけ併用することで、十分な予防効果が得られることも判明。
これは、臨床応用への大きな一歩となる成果です。
この成果は、がん治療の安全性を高めるだけでなく、患者さんの未来に希望をもたらすものです。より優しい医療へとつながることを願っています。

2025年09月25日
二内科のポスターやスライドで病気の啓発に活躍中の「しょうじょうくん」。
みんなの隠れ症状に気づいてねという気持ちでいろいろなところに出没しています。
そんな気持ちをLINEのやり取りの中でも伝えたいとの要望を受けてスタンプとして登場しました。
ぜひ、皆さんもご活用ください。ダウンロードはこちら
2025年09月19日
膠原病班にとっては2年ぶりの新入局員になります。
新入局員を迎えて、診療のみならず、臨床研究・基礎研究に積極的に取り組んでいきますので、
膠原病の診療・研究に興味のある先生は是非、当科に御連絡ください。
そして第二内科では秋の野球大会の応援のためTシャツを作成しました。
みんなで第二内科を盛り上げていきましょう!!
2025年09月01日
山口県で新制度スタート!腎臓を守る新しい仕組みが始まります。
腎臓って、静かに働いてくれるけれど、実はとても大切な臓器。
腎臓が悪くなる方の多くは、糖尿病や高血圧などの生活習慣病が原因です。透析になってしまうだけでなく、心不全や脳卒中の危険性も高くなってしまいます。でも、早めに気をつければ、これらのリスクを減らすことができるんです。
そこで、山口大学と山口県がタッグを組み、腎臓だけでなく心臓や脳を守る視点を持った、包括的な腎臓病の進行阻止に向けた新しい「心腎代謝診療医」制度がスタートします!健診でCKDの疑いが出てきたときに治療計画を立ててかかりつけ医と一緒に診てくれる医師を認定し、地域での早期発見・早期対応を目指す取り組みです。
「ちょっと血圧が高いだけ」「尿検査で少し異常が出ただけ」──そんな小さなサインを見逃さず、地域の医師が連携して、必要な医療につなげていく。そんな仕組みが、山口県から始まります。
腎臓は、静かにSOSを出す臓器。「まだ大丈夫」ではなく、「今から気をつけよう」が、未来の自分を守る第一歩です。
詳しくはこちら→
2025年08月05日
「左心房がどれだけ縮んだか」より「最終的な大きさ」がカギ
当講座の講座の石口博智助教、吉賀康裕講師、佐野元昭教授らの研究グループが、持続性心房細動に対するカテーテルアブレーション後の長期的な予後予測について、新たな指標を発見しました。
心房細動は、心臓の上の部屋(心房)が不規則に動く不整脈の一種で、日本でも高齢化に伴い患者数が増えています。放置すると心不全や脳梗塞などの原因となるため、根治を目指す治療のひとつに「カテーテルアブレーション」があります。この治療は、心房細動を抑えるだけでなく、拡大してしまった左心房を小さくする効果もあります。
これまで、アブレーション後の予後(その後の健康状態)には
・左心房がどれくらい縮んだか(左心房リバースリモデリング:LARR)
・アブレーション後の左心房の大きさ(左心房容積係数:LAVI)
のどちらが重要かは明確ではありませんでした。
今回、研究チームは365名の持続性心房細動患者を対象に解析を行いました。その結果、治療後の左心房の「最終的な大きさ(LAVI)」が大きいほど、その後の重大な心血管イベント(MACE:死亡、心不全入院など)が多いことが明らかになりました。
一方で、どれくらい縮んだか(LARR)の割合と予後には明確な関係が見られませんでした。
この結果は、「治療後に左心房が十分小さくなっていない患者」は、心房そのものの病気(心房心筋症)や他の病気を抱えている可能性が高く、その後のリスク管理が必要であることを示しています。アブレーション後のLAVIは、こうした高リスク患者を見つけるのに役立つ簡便な指標と言えます。
研究チームは現在、山口県・島根県の6施設で多施設共同研究(ORANGE-AFレジストリ)を開始。左心房の大きさだけでなく、その機能や併存疾患なども含めた総合的な予測モデルの開発を目指しています。
掲載論文
Scientific Reports(2025年7月28日掲載)
タイトル:Comparison of Post Ablation Left Atrial Volume Index versus Left Atrial Reverse Remodeling for Prognostic Events in Persistent Atrial Fibrillation
著者:Hironori Ishiguchi ほか
DOI:10.1038/s41598-025-13311-w
詳しくはこちら☛
2025年08月04日
山口大学大学院医学系研究科 器官病態内科学講座では、「ピン・シャン・コロリ!プロジェクト」の一環として、資格取得を目指す方への支援を始めました。
心臓リハビリテーション指導士、心不全療養指導士の資格取得に挑戦しようとしている方へ、講習費用・テキスト費用・受験料をサポートします。
■ 応募対象
「心臓リハビリテーション指導士」または「心不全療養指導士」の受験資格をお持ちの方
山口県内で従事される方医療従事者の方
■ 支援内容
 講習費用
講習費用
テキスト費用
受験料
この機会に、ぜひ資格取得にチャレンジしてみませんか?
■ 応募方法
下記のGoogleフォームよりエントリーをお願いします。
※応募後、事務局よりご連絡差し上げます。
※定員に達し次第、募集は締め切らせていただきます。
WEBエントリーはこちらから
2025年07月18日
 国内に34万人おられる血液透析患者さんは、透析をすることで命をつなぐことができますが、透析後の倦怠感や透析に関連する合併症に絶えず悩まされています。
 山口大学医学部第二内科腎臓班では抗酸化作用を持つ水素に着目し、透析患者さんの自覚症状や予後の改善を目指した透析システムの研究を行っています。
今回、ドクターズ・マン社と共同で独自に開発した高濃度水素水作成装置を搭載した血液透析システムの概要、イヌを用いた水素の体内動態の検討と安全性の評価を行った研究成果をまとめた論文が、米国人工臓器学会(ASAIO)の学会誌に掲載されました。
 この研究は、佐野教授ご指導の下、セントヒル病院の藤井院長および透析スタッフの皆さま、共同獣医学部の谷教授および動物医療センターの皆さま、泌尿器科の腎臓班の先生方、ドクターズ・マン、日機装、JWSといった企業の皆さま、そして前回の水素飽和生理食塩液の点滴実験に引き続いて当講座の内海先生と一丸となって進めて参りました。この場を借りて、研究グループの皆さまに改めて感謝申し上げます。
 さらに、今後は水素吸入透析、水素飽和腹膜透析液の研究も行っており、あらゆる透析手法に水素の導入を目論んでおります。
水素透析の効果を一日も早く患者さんの元に届けられるよう引き続き研究を進めて参ります。
腎臓班 澁谷
詳しい内容はこちら☛
ASAIO Journalは、人工臓器、医療機器、透析・補助循環装置などの分野における世界有数の専門誌です。
2025年07月17日
名和田 隆司先生の研究が
「山口大学基金 令和7年度 若手研究者による研究プロジェクトに対する支援事業」
の研究助成に採択されました。
今後の研究にご期待ください。
2025年07月13日
先日、島根県立中央病院で研修中の小田啓太先生がwebで入局の挨拶をしてくれました!
医局員一同とても嬉しいです!
一緒に働ける日を楽しみにしています!
山口大学第二内科(循環器、腎臓、膠原病)は24時間365日新入局員を募集しています!
お気軽にご連絡ください!
✉:ninai@yamaguchi-u.ac.jp
☎:0836-22-2248