美学・美術史特殊講義二〇一 三


授業の概要

この講義では、二〇一三年度開催の展覧会を紹介します。特に、企画趣旨や出品作品、作家について解説します。


授業の一般目標

一、幅広い分野の作品に親しむ。
二、各展覧会の企画趣旨について理解する。
三、美術展や美術館の制度と背景について理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

十・一

  <零>   オリエンテーション

十・八

<第一講> ゴッホ展―空白のパリを追う

十・十五

<第二講> 貴婦人と一角獣展

十・二十二

<第三講> ルーヴル美術館展―地中海 四千年のものがたり―

十・二十九

<第四講> フランス印象派の陶磁器 1866-1886 ※課題レポート  提出レポート一覧

十一・五

 (休講) 月曜振替

十一・十二

<第五講> 第25回UBEビエンナーレ

十一・十九

<第六講> 没後150年 狩野一信 五百羅漢図展

十一・二十六

<第七講> 芸術は魂のたべもの―河村幸次郎と美の世界

十二・三

<第八講> モローとルオー 聖なるものの継承と変容

十二・十

<第九講> ターナー展

十二・十七

<第十講> ラファエロ

十二・二十四

<第十一講> プーシキン美術館展 フランス絵画の300年

一・十四

<第十二講> 京都展

一・二十一

<第十三講> 没後100年 徳川慶喜展

一・二十八

 期末試験

 

 

リンクシラバス


展覧会案内

没後150年 狩野一信 五百羅漢図展/山口県立美術館 10/10〜12/8

フランス印象派の陶磁器 1866-1886/山口県立萩美術館・浦上記念館 10/8〜11/24

開館30周年記念 芸術は魂のたべもの―河村幸次郎と美の世界/下関市立美術館 11/14〜12/23

第25回UBEビエンナーレ/緑と花と彫刻の博物館(ときわミュージアム)彫刻野外展示場 9/29〜11/24

サイト―場所の記憶、場所の力―/広島市立現代美術館 7/20〜10/14

ゴッホ展―空白のパリを追う/広島県立美術館 7/22〜9/23

イサム・ノグチ〜その創造の源流〜/ひろしま美術館 7/20〜10/14

出雲阿国展 初期歌舞伎図から寛文美人図まで/島根県立美術館 9/27〜11/4

アール・ブリュット・ジャポネ展/福岡市美術館 10/1〜11/24

スタジオジブリ・レイアウト展/福岡アジア美術館 10/12〜2014.1/26

御三家筆頭 尾張 徳川家の至宝/九州国立博物館 10/12〜12/8

貴婦人と一角獣展/国立国際美術館 7/27〜10/20

ルーヴル美術館展―地中海 四千年のものがたり―/東京都美術館 7/20〜9/23

ミケランジェロ―天才の軌跡/国立西洋美術館 9/6〜11/17