美学・美術史特殊講義二〇一 五


授業の概要

この講義では、二〇一五年度開催の展覧会を紹介します。特に、企画趣旨や出品作品、作家について解説します。


授業の一般目標

一、幅広い分野の作品に親しむ。
二、各展覧会の企画趣旨について理解する。
三、美術展や美術館の制度と背景について理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

十・六

  <零>   オリエンテーション

十・十三

<第一講> 第69回山口県美術展覧会
十・二十 <第二講> 第26回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)

十・二十七

<第三講> 神戸ビエンナーレ2015

十一・五(火振)

<第四講> 障害(仮)

十一・十

<第五講> ドラッカー・コレクション展 課題レポート

十一・十七

<第六講> レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」

十一・二十四

<第七講> フェルメールとレンブラント

十二・一

<第八講> クレオパトラとエジプトの王妃展

十二・八

<第九講> ヴェネツィア展―魅惑の都市の500年

十二・十五

<第十講> 英国の夢―ラファエル前派

十二・二十二

<第十一講> ルーヴル美術館展 日常を描く

一・十二

<第十二講> マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展

一・十九

<第十三講> ピカソ、天才の秘密

一・二十六

 期末試験

 

 

リンクシラバス


展覧会案内

・第69回山口県美術展覧会/山口県立美術館 9/26〜10/12

・ドラッカー・コレクション展/山口県立美術館 10/30〜12/6

・リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派/山口県立美術館 2016. 3/18〜5/8
 ↑巡回:名古屋市美術館 10/3〜12/13;Bunkamura ザ・ミュージアム 12/22〜3/6

・青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで/山口県立萩美術館・浦上記念館 10/10〜11/29

・中華の服飾芸術/山口県立萩美術館・浦上記念館 12/12〜2016. 1/17

・第26回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)/緑と花と彫刻の博物館ときわミュージアム)彫刻野外展示場 10/4〜11/29

・マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展/福岡市美術館 12/22〜2016. 2/21
 ↑巡回:東京都美術館 9/19〜12/13

・伊藤若と京の美術/島根県立美術館 9/18〜11/3

・浮世絵師 歌川国芳/広島県立美術館 9/11〜10/18

・俯瞰の世界図/広島市現代美術館 10/10〜12/6

・ふぞろいなハーモニー/広島市現代美術館 12/19〜2016. 3/6

・もうひとつの輝き「最後の印象派 1900-20's Paris」/ひろしま美術館 2016.1/30〜3/27

・Re: play 1972/2015―「映像表現'72」展、再演/東京国立近代美術館 10/6〜12/13

・ニキ・ド・サンファル展/国立新美術館 9/18〜12/14

・18th DOMANI・明日展/国立国際美術館 12/12〜2016. 1/24

・ボッティチェリ展/東京都美術館 2016. 1/16〜4/3

・フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち―世界劇場の女性―/京都市美術館 10/24〜2016. 1/5

・レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展/京都文化博物館 8/22〜11/23

・ルーヴル美術館展/京都市美術館 6/16〜9/26

・クレオパトラとエジプトの王妃展/国立国際美術館 10/10〜12/27

・ボストン美術館 ヴェネツィア展/名古屋ボストン美術館 9/19〜2016. 2/21

・障害(仮)/鞆の津ミュージアム 9/12〜12/13

・神戸ビエンナーレ2015 9/19〜11/23