美学・美術史特殊講義二〇一八


授業の概要

この講義では、二〇一八年度開催の展覧会を紹介します。特に、企画趣旨や出品作品、作家について解説します。


授業の一般目標

一、幅広い分野の作品に親しむ。
二、各展覧会の企画趣旨について理解する。
三、美術展や美術館の制度と背景について理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会 には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

十・二

<第一講> オリエンテーション

十・九

<第二講> メディアアートの輪廻転生(山口情報芸術センター)
十・十三(土) <第三講> 「驚異の超絶技巧!」展見学(美術館前9時50分集合)
十・十六  (休講) 見学会の振替

十・二十三

<第四講> 丸木位里・俊 ―《原爆の図》をよむ(広島市現代美術館)

十・三十

<第五講> ブリューゲル展(広島県立美術館)

十一・六

<第六講> フェルメール展(上野の森美術館)

十一・十三

<第七講> ムンク展(東京都美術館)

十一・二十

<第八講> アジアにめざめたら(東京国立近代美術館)

十一・二十七(金振)

 

十二・四

<第九講> 第28回UBEビエンナーレ公募作品展 (ときわ湖水ホール)

十二・十一

<第十講> 光州ビエンナーレ2018―想像の境界線(光州ビエンナーレ展示館ほか)

十二・十八

<第十一講> 釜山ビエンナーレ2018―分断されれば立つ(釜山現代美術館ほか)
十二・二十五 <第十二講> ルーヴル美術館展(大阪市立美術館)

一・八

<第十三講> シドニービエンナーレ2018―スーパーポジション(ニューサウスウェールズ美術館ほか)

一・十五

<第十四講> 総括

一・二十二(金振)

 
一・二十九  期末試験

 

 

リンク:シラバス


展覧会案内

・明治工芸から現代アートへ 驚異の超絶技巧!(山口県立美術館)  9/7〜10/21 ※キャンパスメンバーズ制度対象

・下関市立美術館開館35周年 Shimobiコレクション選(下関市立美術館) 10/3〜31

・丸木位里・俊 ―《原爆の図》をよむ(広島市現代美術館) 9/8〜11/25

・画家一族 150年の系譜 ブリューゲル展(広島県立美術館) 10/8〜12/16

・ひろしま美術館開館40周年記念 ブリヂストン美術館展(ひろしま美術館) 10/13〜12/16

・没後80年 青柳喜兵衛とその時代(北九州市立美術館) 9/15〜11/11

・横尾忠則とアジア’89(福岡アジア美術館) 9/20〜12/25

・[明治150年記念]特別展 オークラコレクション(九州国立博物館) 10/2〜12/9

・没後200年 大名茶人・松平不昧(島根県立美術館) 9/21〜11/4

・ムンク展―共鳴する魂の叫び(東京都美術館) 10/27〜2019.1/20

・フェルメール展(上野の森美術館) 10/5〜2019.2/3

・アジアにめざめたら―アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代(東京国立近代美術館) 10/10〜12/24

・ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか(大阪市立美術館) 9/22〜2019.1/14

・ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代 (国立国際美術館) 11/3〜2019.1/20

・プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光(兵庫県立美術館) 6/13〜10/14

・光州ビエンナーレ2018―想像の境界線(光州ビエンナーレ展示館ほか) 9/7〜11/11

・釜山ビエンナーレ2018―分断されれば立つ(釜山現代美術館ほか) 9/8〜11/11