2025年11月14日
このたび、当講座の小室 あゆみ先生が、成人先天性心疾患(ACHD)専門医認定試験に見事合格されました!
難関を突破し、山口県で初めての「成人先天性心疾患(ACHD)専門医」として認定を受けられました。
これは小室先生の努力の結晶であると同時に、山口県の医療にとって非常に大きな一歩です。スタッフ一同、心からお祝い申し上げます!
「成人先天性心疾患(ACHD)専門医」って、どんな資格?
「成人先天性心疾患(ACHD)」とは、「生まれつき心臓に病気(先天性心疾患)があった方が、大人になられた状態」を指します。医療の進歩は素晴らしく、今では心臓病を持って生まれたお子さんの多くが、無事に成人を迎えられるようになりました。しかし、大人になったから「完全に治った」というわけではなく、小児期とは異なる特有の課題が出てくるため、非常に専門的なケアが求められます。
子どもの頃からの病状を深く理解し、大人になってからのライフイベント(就職、結婚、出産など)や、加齢に伴う新たな病気(高血圧や糖尿病なども含め)に対応しながら、患者さんの一生涯にわたる健康を専門的にサポートする医師の証です。
未来へ向けて
小室先生は、合格の報告とともに、「今後は後進の育成こそが使命と考え、私に続いてくださる方を探していきたいと思っております。」とお話しされていました。
山口県初のACHD専門医の誕生は、これまで不安を抱えておられた県内の多くの患者さんやご家族にとって、大きな希望の光となります。
小室先生、この度は本当におめでとうございます! 私たちスタッフ一同も、小室先生の活動を全力でサポートしてまいります。



