News Post

【論文採択】中嶋佑輔先生の論文が『European Heart Journal – Imaging Methods and Practice』に掲載されました

山大医学部第二内科
  • アーカイブ
  • カレンダー
    1月 2026
    « 12月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    ブログカテゴリ
    過去の記事

Home » ニュース » 【論文採択】中嶋佑輔先生の論文が『European Heart Journal – Imaging Methods and Practice』に掲載されました

2026年1月21日

この度、当科の中嶋佑輔先生らが執筆した論文が、欧州心臓病学会(ESC)の公式ジャーナルである 『European Heart Journal – Imaging Methods and Practice (EHJ-IMP)』 のImage FocusセクションにAcceptされました

本論文は、最新の超音波技術である「TrueVue Glass」を用いて、心臓サルコイドーシスに伴う心室瘤を鮮明に可視化した症例報告です。

■ 論文タイトル

A case of cardiac sarcoidosis with a ventricular aneurysm visualized by four-dimensional left ventricular imaging using TrueVue Glass (TrueVue Glassを用いた左室4Dイメージングにより可視化された、心臓サルコイドーシスに伴う心室瘤の一例)

【Figure:TrueVue Glassによる左室4Dイメージング】

画像解説: 左室側壁に形成された心室瘤が、TrueVue Glass技術によって立体的かつ半透明に描出されています。従来の2Dエコーでは把握が難しい「瘤の奥行き」や「周囲の心筋との位置関係」が、非侵襲的に鮮明に可視化されています

■ 研究・症例の概要

本症例は、虚血性心疾患(PCI後)の経過観察中に偶然発見された「左室側壁心室瘤」に対し、FDG-PET/CTや心臓MRIを含むマルチモダリティ評価を行った結果、「心臓限局性サルコイドーシス」 の診断に至りました

診断の決め手の一つとなったのが、Philips社の最新技術 「TrueVue Glass」 です。 光源を仮想的に移動させ、組織を半透明に表示することで、心室瘤の「入り口の形状」や「深さ」をリアルタイムに把握することに成功しました 。この技術は、カテーテルによる左室造影(LVG)に近い視覚情報を、造影剤を使わずに提供できるため、今後の診断プロセスを強力に補助するツールとして期待されます
 
■ 著者・掲載情報

著者: Yusuke Nakashima, Michio Yamada, Ayumi Omuro, Shinichi Okuda, Motoaki Sano
掲載誌: European Heart Journal – Imaging Methods and Practice (Image Focus)

中嶋先生おめでとうございます。 当科では今後も、最新のイメージング技術を用いた診療・研究に力を入れてまいります。



Copyright2026 © 山口大学大学院器官病態内科学 第二内科 All Rights Reserved.