group introduction

不整脈グループ

山大医学部第二内科

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メンバー

チーフ 吉賀 康裕
メンバー

福江 宣子
大野 誠
福田 昌和
石口 博智
藤井 翔平(留学中)
中島 豪希
橋本 慎太郎
小室 拓也

診療案内

現在、学内は吉賀康裕をチーフ、福江宣子、大野誠、福田昌和、石口博智、藤井翔平、久岡雅弘、橋本慎太郎また保健学科助教の小室拓也(検査技師)で構成されています。不整脈グループの主な診療は、頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションと徐脈・心臓突然死予防・重症心不全に対する心臓植込み型電気デバイス(CIED)があります。心房細動に対するカテーテルアブレーションは、吉賀がHamburgへの留学経験を活かし、臨床および研究を行ってきました。 高周波、クライオバルーン等のその時代の最新の機器を用いて治療を行ってきましたが、近年はパルスフィールドアブレーションによる心房細動アブレーションを行っています。発展の目覚ましいCIED領域においては、福田を中心に遠隔モニタリング、着用型自動除細動器、皮下植込み型除細動器、リードレスペースメーカを積極的に取り入れ、また経静脈リード抜去の認定施設としてデバイス診療のすべての領域をカバーできています。 石口はLiverpool大学、Liverpool Center for Cardiovascular Scienceへの留学経験を活かし、心房細動アブレーション後のハードエンドポイント、血行動態との関連について精力的に情報発信に努めています。福江はデバイス外来を担当しながら、日本循環器学会女性循環器医コンソーシアムコアメンバー、支部ダイバーシティ推進委員として活躍し、循環器のみならずダイバーシティや働き方改革、循環器医の未来に向けた活動で日本をリードしています。
学外においては不整脈グループ出身者(清水・山縣・立野・江里・上山・早野・田村・大村・板垣・木村・角川・土居・金本・亀谷・沢・鈴木・杉・大宮・吉田・平塚・加藤・文本・内田)が 山口県内のみならず西日本の各地で活躍しています。

診療の特徴

心房細動に対するカテーテルアブレーションを得意分野としています。最新のパルスフィールドカテーテルを用いた心房細動アブレーション、CARTO、EnSite、Rhythmiaといった全ての3Dナビゲーションの最新バージョンを駆使して、難治性頻脈性不整脈の治療にあたっています。 パルスフィールドアブレーションは従来の機器と比べて安全性がより高いことが報告されており、安全性と有効性をさらに担保しながら治療が可能となっています。難治性心室頻拍においても心内膜・心外膜アプローチによりアブレーション治療を行うことが可能です。またストラクチャーチームと共同して経皮的左心耳閉鎖術も行っています。CIED診療においてはペースメーカ治療に加え、植込み型除細動器、心臓再同期療法、刺激伝導系ペーシング、リードレスペースメーカ、 着用型自動除細動器、皮下植込み型除細動器(S-ICD)を用いて治療を行っています。最適なリードマネジメントに対応すべく、県内で唯一の経静脈リード抜去認定施設としてリード・デバイスマネジメントをトータルに行えるような体制となっています。 さらに自宅に居ながらにして生体情報を管理する遠隔モニタリングを導入して、臨床工学技士、看護師とのチームで診療にあたっています。このように近年発展の目覚ましい不整脈診療領域ほぼ全ての分野において最先端の治療を提供できる体制を整えています。

パルスフィールドによる心房細動アブレーション


3Dマッピングを用いたアブレーション画像

Newデバイス植込み後のレントゲン写真
(リードレスペースメーカー、皮下植込み型除細動器、His束ペーシング)


診療実績

カテーテルアブレーション症例数

デバイス治療症例数




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