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学会・研究会活動

山大医学部第二内科

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【学会レポート】APSC2026@台湾

2026年05月19日

山口大学第二内科から多久島康太郎先生、末冨建先生と私、福江が発表のため、APSC(Asian Pacific Society of Cardiology)2026@台湾に行ってきました。なんと多久島先生は地方会経験から日本の全国学会を経ずして、国際学会デビューでした!オープニングセレモニーは、台湾総統のご挨拶や獅子舞等、盛大な式典でした。このたび末冨先生と福江はAPSCフェローに就任しました。
学会とともに、十分でのランタン飛ばしや九份での台湾茶体験等、日本医科大学の塚田先生、野間先生と楽しみました。多久島先生の願いは、「たくさんPCIができます様に」。頼もしい限りです。今回の学会で台湾茶を入れるスキルも身に着けることができました。PCIにもその技術が生かされることを願っています。大らかな台湾でのAPSC参加、最高でした。次回APSCはJCS2027と合同開催で横浜です。
(文:福江 宣子)
 


【学会レポート】第134回日本内科学会中国地方会 in 岡山

2026年05月11日

5月10日に岡山で開催された第134回日本内科学会中国地方会では、山口県立総合医療センターの西田悠布子先生(YIAセッション)と内田智之先生、周東総合病院の山本麻紀子先生、山口大学第二内科より中田祐樹先生、藤中理史先生が発表されました。

皆さん、それぞれ診断や治療に難渋した珍しい症例や、日頃から研究されている内容について丁寧に調査・検討され、非常に興味深い発表をされていました。

内科学会では若手支援のため、若手研究者奨励賞(YIA)や初期研修医奨励賞(JRA)に加え、今回から各セッションごとに「座長奨励賞」が新設されました。これまでは各セッションを1人の座長が担当していましたが、この賞の導入により、今回は2人体制での座長進行となりました。

私自身、これまで1人で5〜6題の発表を担当すると集中力が続かないこともありましたが、今回は役割を分担でき、座長を務める側としても大変ありがたい学会でした(笑)。

内科学会地方会では、各領域から珍しい症例報告が数多く発表されますが、どれも実臨床で遭遇する可能性のある疾患ばかりです。「何年経っても医師は学び続けなければならない」と改めて感じさせてくれる学会でした。

なお、座長奨励賞を受賞すると、後日、賞状と賞金(しかも高額!?)が届くそうです。

近年はJ-OSLERなどの影響もあり、内科が敬遠されがちな側面もありますが、内科は医療の基盤を支える非常に重 要な分野です。若い先生方にも、ぜひ積極的に飛び込んできていただきたいと思います。

第二内科一同、皆さんの入局をお待ちしています。(文:福江宣子)


【開催報告】第5回 JOY会:誰もが「自分らしく」輝ける医局を目指して

2026年04月27日

2026年4月26日(日)、山口大学医学部附属病院 霜仁会館およびオンラインのハイブリッド形式にて、「第5回 JOY会(Joyful Onlineseminar in Yamaguchi)」を開催いたしました。

この会は、女性医師をはじめ若手医師や学生の皆さんが、将来のキャリアをポジティブに描けるよう、現場のリアルな声や最新の知見を共有する場です。今回は「身近なロールモデル」をテーマに、熱気あふれる時間となりました。


1. 私たちの挑戦:山口大学第二内科の「いま」と「未来」

演者:福江 宣子 先生(山口大学 健康科学センター)
まずは当科の福江先生より、私たちの医局がどのように進化しているかについてお話しいただきました。

「一人で抱えない」チーム医療への転換
循環器内科は忙しいイメージがあるかもしれませんが、当科ではいち早く「単独主治医制」から「複数主治医制」を導入しました。お互いにサポートし合える体制が整ったことで、急なライフイベントがあっても安心して働ける環境になっています。

「女性に優しい」は「みんなに優しい」
「女性医師が働きやすい職場は、男性医師にとっても居心地が良いはず」という福江先生の言葉通り、最近では男性医師の育休取得も当たり前の光景になりました。まさに「お互い様」の精神が医局全体に根付いています。

すぐそばにいる「憧れの先輩」
心エコー室の室長を務めながら大きな研究プロジェクトも牽引する小室あゆみ先生のように、すぐ近くに目標となる先輩がいることが、若手医師にとっての大きな励みになっています。

若手にとっての「ブルーオーシャン」!
山口県は、若手医師にとってまさに「ブルーオーシャン(未開拓の好機)」です。早い段階からカテーテル治療などの高度な手技にどんどん挑戦できるチャンスが溢れています。「やりたい!」という意欲を全力でバックアップする体制があることは、当科の大きな自慢です。


2. 特別講演:しなやかなキャリアの描き方

演者:大野 聡子 先生(久留米大学医学部 講師)
特別講演では、久留米大学より大野聡子先生をお招きしました。最新の脂質管理(ネクセトール)のお話だけでなく、先生ご自身の歩んでこられた道のりについてもお話しいただきました。

欧米型の男女共同参画を実践されている大野先生からは、臨床、研究、留学、そして育児……。それらをどう取捨選択し、ステップアップしてきたかという「意思決定のポイント」を具体的に示していただきました。

「やりたいことをすべてやろう」という当科のビジョンを体現するような大野先生の姿に、参加した若手医師たちにとって、自分の未来を照らす大きなエネルギーとなりました。


3. 「やりたいことをすべてやろう」

当科のビジョンは、「やりたいことをすべてやろう」です。 仕事も、研究も、プライベートも。どれか一つを諦めるのではなく、大野先生や医局の先輩方のような「道しるべ」を参考に、自分らしいキャリアを全員で支え合って作っていきたいと考えています。


結びに

講演会終了後には、参加者同士の親睦を深める情報交換会が行われ、和やかな雰囲気の中で意見を交わしました。

山口大学第二内科は、性別やライフイベントを問わず、すべての医師が専門性を追求し、長く情熱を持って働き続けられる組織を目指しています。今後もこのようなセミナーを通じ、学内外の知見を取り入れながら、より良い医療と教育の環境を構築してまいります。

当日ご参加いただいた皆様、ならびに素晴らしいご講演をいただいた大野先生に厚く御礼申し上げます。


【学会報告】第34回中国腎不全研究会学術集会

2025年12月03日

透析患者さんの予後改善を目指して
~第34回中国腎不全研究会学術集会にて「水素透析システム」の可能性を講演~

11月30日に第34回中国腎不全研究会学術集会(大会長:神田 武志 島根大学医学部附属病院腎臓内科教授)が開催されました。

中国腎不全研究会学術集会は腎代替療法(透析や腎移植)を主なテーマに約1000人が参加します。今回は、当院泌尿器科磯山先生とともにランチョンセミナーで「臨床実装をめざした水素透析システムの可能性」として我々の水素水透析システム、水素吸入、水素腹膜透析に関してお話しさせていただきました。なんと、座長は神田教授ご自身が務めて下さり、佐野教授を始めとして同門の先生方が多数詰めかけて下さいました。実験に際しては獣医学部の先生方のサポートの元、腎臓班のメンバー総出で行ったものになります。透析分野は手技としてはほぼ完成形ですが、患者さんの予後は十分に満足できるものではなく、透析に携わる身としては何ともやり切れなさを長年感じておりました。水素により透析の人工臓器としての弱点を克服し、透析患者さんの予後を改善できるよう研究を続けて参ります。(腎臓班:澁谷)


【学会レポート】第5回国際水素医学生物学大会

2025年11月10日

第5回国際水素医学生物学大会参加と
「Outstanding Research Award」受賞のご報告

2024年11月7日から9日にかけて開催されました「The 5th Annual Conference of the International Society for Hydrogen Medicine & Biology(第5回国際水素医学生物学大会)」に参加いたしました。今大会には世界28ヵ国から水素研究者が一堂に会し、3日間にわたり最新の研究成果が発表され、活発な議論が繰り広げられました。

水素研究の最前線:医療から農業への広がり

今回の学会で特に大きな学びとなったのは、中国における水素研究の急速な進展です。
とりわけ印象深かったのは、水素の応用が医療分野にとどまらず、土壌改良や植物成長促進といった「農業分野へも急速に広がっている点です。2019年には上海交通大学に「水素科学センター」が設立され、水素エネルギー、水素医学、水素農学など、多方面での研究開発が強力に推進されている現状を直接目にすることができ、大変有意義な機会となりました。

「Outstanding Research Award」を受賞

そして、大変光栄なことに、本学会において「Outstanding Research Award」を頂くことができました。 日頃の研究活動が、このような国際的な場で評価されたことを心より嬉しく思います。

今後に向けて

今回の国際大会で得た最新の知見を基盤に、私たちが所属する山口大学でもアントレプレナーシップ(起業家精神)を発揮し、水素の持つ大きな可能性を活かした独自の事業モデルの構築に取り組んでいきたいと、決意を新たにしております。引き続き、研究活動に邁進してまいります。

佐野 元昭



Joyful Onlineseminar in Yamaguchi(JOY会)開催報告

2025年04月14日

日程:2025年4月13日(日)

場所:国際ホテル宇部

このたび、第二内科女性医師の会を開催し、慶應義塾大学 膠原病・リウマチ内科学教授・金子祐子先生をお招きして、女性医師のキャリア形成をテーマにご講演いただきました。

臨床・研究の両立に関するご経験、指導者としての視点、そして女性医師としての生き方について、多くの学びと励ましをいただきました。特に「小さなことでもコツコツと積み上げていくことが大切」「始めるのに遅すぎるということはない」といった言葉は、参加者の心に深く響きました。

また、同門の小田聖子先生からも、子育てと仕事を両立しながら専門医・学位を取得されたこれまでの歩みについてお話しいただき、参加者にとって大きな刺激となりました。

講演後のランチ会では和やかな雰囲気の中、講師の先生方や参加者同士の交流も深まりました。



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